さて、東大寺ですが、特別講演の前に、広大な敷地内の三月堂・二月堂・正倉院を散策しました。それから敷地を越えて奈良公園を上がり、奥の春日大社にも足を運びました。
まずは、三月堂(法華堂)(http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance5.html)です。お堂内の静かな空間の中央で、不空羂索(ふくうけんさく)観音菩薩像としばし向き合うことができました。
隣の二月堂(http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance6.html)を違った角度から。
坂を下って大仏殿の裏手、宮内庁の正倉院(http://shosoin.kunaicho.go.jp/)です。HPによると、この正倉院宝庫は,千有余年の間,朝廷の監督の下に東大寺によって管理されてきましたが,明治8年(1875),宝物の重要性にかんがみ内務省の管轄となり,次いで農商務省を経て宮内省に移り,引き続き宮内庁の所管するところとなったそうです。宝庫は現在,古来の正倉のほかに西宝庫・東宝庫があり,いま宝物はこの両宝庫に分納して保存されています。
南大門を抜けて更に奈良公園を上って春日大社(http://www.kasugataisha.or.jp/)です。折から、平成19年から始まった「第60次式年造替(http://www.kasugataisha.or.jp/zoutai/index.html)」の最中で、平成28年の御本社御本殿の正遷宮をもって完了するようです。丁度、ご本殿特別公開でした(http://www.kasuga-houshuku.jp/special/)。
本来は、第Ⅳ期寺島経営戦略塾の報告をしたいのですが、その前にスポット紹介が続いて申し訳ありません。それぞれの場所で、あらためて悠々と流れる時を感じて書き留めているうちに、4回を費やしてしまいました、次回こそ寺島塾の報告を致します。