「マッサン」のニッカ余市蒸溜所

Posted by 秋山孝二
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 NHK総合テレビの「マッサン(http://www.nhk.or.jp/massan/」は、いよいよ最終を迎えています。先日、電車で余市町に行き、「ニッカウヰスキー(株)北海道工場余市蒸留所(http://www.nikka.com/distilleries/yoichi/」を見学しました、JR線の土砂崩れで不通だった銭函・朝里間も回復した初日だったので、見学者でいっぱい、雪の白、レンガ・樽の茶、空の青、澄んだ空気の中、素晴らしい時間でした!

 ビール園も同じですが、工場で試飲するとどうしてああも美味しいのでしょうか。瓶からよりもはるかに香しいスモーキーフレーバー、2種類のウヰスキーとアップルワインは、ストレート、ロック、どうやって飲んでも素晴らしい香りと味でした。

 ガイドさんの解説の中、一号貯蔵庫での「エンジェル・シェア」は印象的でした。

~~~~~~~~~~~~~~~ HPより

 創立時に建てられた第1号貯蔵庫のある場所は、当時は余市川の中洲でした。
床は土のままで適度な湿度が保てるよう、また、外壁は石づくりで夏でも冷気が保てるように設計されています。樽の中の原酒は木目を通して呼吸し、少しずつ熟成が進みます。それと共に蒸発が進みます。20年で約1/2ほど蒸発しますが、このことを「エンジェル シェア」天使の分け前と一般的に言われております。※ご見学用に開放している為、1号貯蔵庫のみ空樽を置いています。ウイスキーの原酒が増えるごとに、貯蔵庫の数も増え、現在、26棟でウイスキーが熟成を重ね、開封される時を待っています。

~~~~~~~~~~~~~~~ 引用 おわり

 昨年、ニッカウヰスキーは創業80周年の節目を迎えました(http://www.nikka.com/80th/)。夢を実現する竹鶴政孝さんのストーリーは、まさに日本のウイスキーの歴史ですね。

工場内メイン道路

工場内メイン道路

マッサンの部屋

マッサンの部屋

RITA ハウス

RITA ハウス

博物館内で

博物館内で

一号貯蔵庫に静かに眠るウイスキー樽

一号貯蔵庫に静かに眠るウイスキー樽

 札幌から余市まで、JR線は今でこそ高架部分が多くなり、蒸気機関車から電車に代わっていますが、海岸線沿いの素晴らしい景観が続きます。そして、サッポロ、銭函、朝里、小樽、塩谷、余市と、流行歌の中にも登場する地名のオンパレードです。昔、夏の海水浴とか祝津水族館に行った時、トンネルごとに窓を閉めて機関車の煙が入らないようにした時代が懐かしいです。

 NHK総合テレビの朝ドラ、私はこれまではあまり魅かれてはいませんでしたが、一つ前の「花子とアン」は見ていました、役者では特に吉田綱太郎さんの嘉納伝助が好きでした(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=20968)。そして今回の「マッサン」では、堤真一さんの鴨居の大将が魅力的でした、「やってみなはれ!」、男を感じるカッコよさですよね!