林業調査入門編 2015

Posted by 秋山孝二
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 「北海道札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/」についてはこれまで数回書き留めました。

* 春の散策会(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=13035

* 100周年沿革誌(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15600

* ファイアプレイスづくり(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21539

 今回は、今、中心的に活動を担い始めている企画活動委員会メンバーと現役高校生の約30名の参加で、来年度の作業に向けた「林業調査・入門編」です。

カンジキをしっかり装着

私もカンジキをしっかり装着

表面ばかりでなく空間もよく見極めて

表面ばかりでなく空間もよく見極めて

線状間伐の事前マーキング作業

線状間伐の事前マーキング作業

お昼はみんなで火を囲み

お昼はみんなで火を囲み

 3月の穏やかな日差しの中で、湿った雪を踏み固めながらの行進、木々の選別・評価、上空の空間の様子、間伐する木の選択等、盛りだくさんのプログラムで充実した一日でした。森林モデルは時間軸をかなり長く設定しないと豊かにならないですね、森林を「材」から「財」にするためには待つ時間が大切かと。人間の生きる知恵が試される、そんな思いです。

 今年は雪が少な目と思っていましたが、現地はまだ1メートル以上の積雪、昨年秋にファイアプレイスづくりで気に吊るした小さな「鐘」も、手の届く高さに見つけました。今度は5月の散策会でまた来ることになりそうです。以前に比べると、同窓生の学校林への関心は、格段に高まってきている気がします、楽しみですね。