「Oregon Shakespeare Festival:OSF(オレゴン・シェークスピア・フェスティバル)http://www.osfashland.org/」とまちづくりをテーマに、北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/)関係者による調査・研究のツアーに参加してきました。
米国オレゴン州アッシュランドは、札幌の姉妹都市ポートランド市の南460キロ、サンフランシスコとのほぼ中間点にある人口2万人のこじんまりした町ですが、この「OSF」で世界的にも有名です。1935年にアンガス・ボウマーによって始まった最も古く大きなプロフェッショナル劇場でのフェスティバルで、全米、外国から、毎年40万人の人々が訪れます。
今回、私たちは今札幌で続けている芸術・文化都市創造の一環で、「演劇によるまちづくり」の基盤等について、現場感覚を磨くことと、継続的にこれらを支えて来ている方々にインタビューを試みて、札幌におけるヒントを得たいという目的でした。
今、札幌では、毎年11月の「札幌劇場祭:TGR(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=6621)」、「演劇シーズン夏・冬(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17643)」等、これまでの多くの方々の努力により、市民の暮らしの中に演劇が定着し始めてきています。これをさらに発展・進化させて、プロフェッショナルな役者、演出家、照明、衣装等も含めた「産業」としての基盤を創り上げたいとの夢を持ちながら、アッシュランドの方々からのお話を聞きました、大変貴重なお話の数々、これらを活かして今後の札幌での活動に繋げたいものです。
【追記:10月4日】 地元メディアに掲載されました。
http://www.ashlandchamber.com/News.asp?NewsID=921