北のサカナの声を聴こう!

Posted by 秋山孝二
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 認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク(通称「きたネット」)(http://www.kitanet.org/index.html)のフォーラム、昨年は設立10周年の記念の年でした(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14951)が、今年も開催しました、第11回目です。

 今年のテーマは、「北のサカナの声を聴こう。」で、河川の生物多様性について、日本では北海道だけに生息する森のサカナ・オショロコマに焦点を当てて、地球温暖化の意見交換となりました、大変興味深い一日でした。近いうちに、こちらに録画を掲載します――>http://kitanettv.blogspot.jp/2013/12/2013abc.html

案内ポスター・チラシ

案内ポスター・チラシ

プログラムの紹介から~~~~~~~~引用

2013年7月1日、北海道では、全国に先駆けて「北海道生物の多様性の保全等に関する条例」が施行されました。きたネットのネットワークには、生物多様性を守るために活動する団体が多数参加しています。今年の「きたネット」フォーラムは、北海道の渓流にすむ魚、オショロコマに焦点をあて、川の生態系保全を考えます。また、各地の会員の森と川の取り組みや、フィッシュソン実施提案などの分科会を行います。

基調講演
「河川の生物多様性‐森のサカナ・オショロコマと地球温暖化」
世界分布の南限にあたる本道のオショロコマは、地球温暖化の影響を世界で一番早く被る地域個体群です。森と川をつなぐ使者をめぐって、川の生態系保全にどう向き合うべきか考えます。
コーディネート・司会・進行 長谷川雅広氏(オフィス・マルマ):http://malma.jp/

■基調講演 河口洋一氏  (徳島大学工学部准教授http://www.tokushima-u.ac.jp/

■パネルディスカッション

パネリスト
河口洋一氏 (徳島大学工学部准教授:http://www.tokushima-u.ac.jp/
山口ちえ氏 (NPO法人ねおす「大雪山自然学校」):http://blog.goo.ne.jp/daisetsu_2005/
河原 淳氏 (NPO法人えんの森):http://least-shrew.jp/enmori/

この図に尽きる!地球温暖化と川の生物多様性

この図に尽きる!地球温暖化と川の生物多様性

徳島大学・河口先生

徳島大学・河口先生

オショロコマの専門家・長谷川さん

オショロコマの専門家・長谷川さん

 午後の3つの分科会もそれぞれ大変興味深かったです。「川のサカナ」ではなく、「森のサカナ」のゆえんがよく理解できました。川魚にとって、その餌の50%以上が陸上昆虫他の生物とか、生態系の絶妙なバランスに息をのむ感じでした。