今年で3回目の「古文書講座」は「愛生舘サロン」での開催でしたが、いよいよこのシリーズの最終回となりました。
片桐一男先生には、一昨年の陸別訪問(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=9524、http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=9531)、財団記念講演はじめ、「『愛生舘』のルーツ探訪」、「蘭学と北海道の歴史」等、この間、本当にお世話になっています。
過年度分については、これまでにこの欄にも数回記載しています。
http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=9504
http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10144
http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=13990
http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15739
一昨年、片桐先生から贈られた松本順先生の揮毫「発祥致福」、昨年額装しましたが、今年は文字、三ケ所の印文全ての解説文を贈呈して頂きました、印文の文字一字の解読に3年の月日を要したと。
文字を通じての歴史の再発見、紙の奥に拡がる悠久の歴史の音・叫び、それに耳を傾けるひと時の集中した時間は、本当に「修行」のような体験でした。