2013全国フォーラム in 盛岡

Posted by 秋山孝二
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 全国44経済同友会共催「第26回全国経済同友会セミナー」が、今年は岩手県盛岡市で1000名の登録で開催されました、今年のテーマは、「われ世界のかけ橋とならん~復興から始まる新生日本~」。これまでここでも何回か紹介しています。昨年の富山では、私は「エネルギー環境分科会」でパネラーを務めました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12630)。

 オープニングは平泉「毛越寺の延年」の舞でした(http://www.motsuji.or.jp/)。

オープニングの舞

オープニングの舞

 アメリカ合衆国のジョン・V・ルース駐日大使(http://japanese.japan.usembassy.gov/index.html)が、経済同友会全国フォーラムで「日本経済の未来を支える3つの鍵」と題して基調講演をされました。当初、「TOMODACHI イニシアティブ:http://usjapantomodachi.org/ja/」と案内されていたので、震災直後の米軍支援の宣伝かと私はかなりの先入観を持っていましたが、全く違った当日のお話は心を揺さぶるルース大使の「生の声」で大変感動しました。「演説の力」とでも言うのでしょうか、気合いも十分、プライベートな話も織り交ぜて、離任間近の思いもあったのでしょう、とにかく素晴らしい講演でした、終了後も拍手が鳴りやまず、日本に対する熱い眼差しを参加者が受け取りました。

基調講演で熱く語るルース駐日米国大使

基調講演で熱く語るルース駐日米国大使

 例年通り4つの分科会、北海道からは第二分科会に小磯修二先生がご登壇されました。アカデミックセクターに身を置きながら、起業家育成にもご尽力されてきたこの間のご活躍に基づいた説得力のある提言の数々でした。

第二分科会でパネラーの小磯修二先生

第二分科会でパネラーの小磯修二先生

 二日目は、各分科会議長からの報告と長谷川代表幹事の総括。毎年感じますが、この議長報告が最も従来型というか、イノベイティブでないのですね。特に「我が国のエネルギー政策を考える」分科会議長の九州旅客鉄道(株)会長・石原進氏の報告は、プロパガンダに満ちたひどい内容でした、内容が云々というよりも「フェアでない」という基本的なレベルで残念でした。

二日目の各分科会議長報告、中央は長谷川代表幹事

二日目の各分科会議長報告、中央は長谷川代表幹事

地元紙・岩手日報の翌日紙面

地元紙・岩手日報の翌日紙面