<Aブロック>
「桜待ち」 作・演出・出演:亀井健
「α−β motif」 出演:小林なるみ(劇団回帰線) 作・演出:渡辺豪
「マラソロ」 出演:加藤智之(France_pan)
脚本:山崎彬(悪い芝居) 演出:伊藤拓(France_pan)
<Bブロック>
「次の場所までさようなら」 出演:中嶋久美子(ムーンビームマシン)
脚本:二朗松田(はちきれることのないブラウスの会) 演出:泉寛介(baghdad cafe’)
「駆込み訴え」 出演:小林エレキ(yhs)
原作:太宰治 脚色・演出:南参(yhs)
「ひな菊と財布」 出演:坂本祐以(劇団千年王國)
作・演出:橋口幸絵(劇団千年王國)
一つ一つ、一人一人がオリジナリティが高く、記憶にも鮮明です。加藤智之「マラソロ」、中嶋久美子「次の場所までさようなら」は大阪の「INDEPENDENT」の参加作品でもあり、迫力抜群、理屈抜きの面白さでした。地元からの4作品も熱演でしたよ。ラストの坂本祐以「ひな菊と財布」では、客席に現れた彼女が近づいてきて、私の前に立ちはだかり財布も取り上げられるかと、ハラハラドキドキ(嬉しいのではなくどうしよう、という冷や汗モノ)、幸い(?)目の前を通り過ぎて斜め前のお客さんの所に行きました。
冒頭からの緊張感、これがまた「非日常」で新鮮でした。飛行機で大きく揺れて汗びっしょりになるのと同じような快感(?)、少々倒錯していますかね?
白石加代子(http://www.doudou.co.jp/shiraishikayoko/)「百物語:http://www.doudou.co.jp/shiraishikayoko/sch.html」も素晴らしいですが、今回のこの企画、是非さらにパワーアップしての再演を期待したいです。皆さん、頑張って!!