新渡戸連続講座で

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 新渡戸稲造連続講座で、私が(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/のこれまでの活動について報告をしました。

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札幌遠友夜学校記念館建設支援「連続講座」

< 2018年 >

* 7月10日(火)「志ある若者を育てるには」 講師 松井 博和 北大名誉教授 札幌農学同窓会理事長

札幌農学校精神や新渡戸稲造のこころで未来を担う若者の育成を!

* 8月 7日(火)「札幌・遠友夜学校・有島武郎」 講師 木原 直彦 文芸評論家 (公財)北海道文学館名誉館長

北海道功労賞 『さっぽろ文庫』百巻編纂 札幌創成期の姿、札幌精神の真髄、北海道文学の恩人有島武郎等を語る。

* 9月11日(火)「新渡戸稲造の「日本人精神論」と現代」 講師 三島 徳三 北大名誉教授

遠友夜学校創立百年記念事業 新渡戸・南原賞 武士道だけでなく、新渡戸の「日本の精神・宗教」論を紹介し、 現代日本人のココロの根底に迫る。

* 11月13日(火)「遠友夜学校と私たちのこれまでの活動」 講師 秋山 孝二 (公財)秋山記念生命科学振興財団理事長 (一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会代表理事

新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会代表理事 今の時代、遠友夜学校の理念に基づいて、私たちが生きてゆく糧を どう見出してゆくか。

* 12月11日(火)「DVD:創立 100 周年記念放送『魂の燈台・遠友夜学校』・海外 取材放送『フィンランドで見つけた武士道』から見えるもの」 講師 三上 節子 新渡戸稲造研究家 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会理事

遠友夜学校で育てられた教師・生徒たちの歩みと新渡戸の海外での影響力

< 2019年 >

* 1月15日(火)「アメリカ独立宣言と遠友魂」 講師 藤田 正一 北大名誉教授 元北大副学長 平成遠友夜学校校長

一見、全く関係のないこの二つを結ぶ糸とは?

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 今回私は、「遠友夜学校とこれまでの私たちの活動」と題してお話をしました。先週の講演(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34738)に続いての機会を与えて頂きました。

第5回の講師として

第5回の講師として

~ 私の講演内容サマリー ~~~~~~~~~~~~~~~

初代秋山康之進 と 新渡戸稲造博士

1891(明治24)年 秋山愛生舘設立 と 新渡戸夫妻 札幌着任

札幌一中 山田幸太郎校長 と 新渡戸稲造博士

* 札幌農学校で新渡戸稲造博士の教え子、教育の道へのアドバイスも

* 札幌一中での新渡戸博士の講演(学友会誌に記載)

* 山田校長は「札南高学校林」の生みの親、私は今、十八代学校林財団理事長

秋山財団 と新渡戸稲造博士

2009褒賞事業「新渡戸・南原賞」を引継ぎ、2013年休止
~新渡戸・南原賞は、新渡戸稲造と南原繁の精神に学び、これを継承して次世代の育成を図るために2004年に「新渡戸・南原基金」によって設立
~この活動の意義は秋山財団が取り組んできた人材育成の理念に合致するものと考え、この事業を継承。特に、平和活動と教育実践に取り組む次世代に対する支援を目指した
~選考は新渡戸・南原基金運営委員会

遠友精神

教え・教わる 相互の関係で成り立つ開かれた学校、双方の学び合いの場

男女共学

ボランティア精神

liberal arts の原点 >

夜学校設立後の経緯

札幌遠友夜学校は北海道庁から

1916(大正5)年に「私立学校」の認可

1923(大正12)年に「財団法人」の認可

受けて運営にたり、この法人格は閉校後も継続

* 1962 (昭和37)年に、札幌市が勤労青少年ホームの建設地を探していた折、当時の理事会が次のつを条件として土地を札幌市に無償譲渡し、同時にこの財団法人を解散

三つの条件~札幌市との約束

1) 土地は新渡戸博士の考えの具体的表現だった遠友夜学校の跡であることを表示し、その目的に添った利用をして行くこと。

(2) 敷地内にできるだけ空き地を設け、近所の遊び場にすること。出来るならその一隅に夜学校記念碑を建てること。

(3) 新しく出来る勤労青少年ホームに一室を設け、札幌と新渡戸博士との関係を語る史料を展示しその精神を伝えること。

『さっぽろ文庫18 遠友夜学校』28頁)

今後の課題

1)建設寄付金等、ファンドレイジング

~札幌市・市教委への提案

~ 大口先  団体・企業

~ 幅広い市民

新しい取り組み> INAZO・SDGsプロジェクト !

)「遠友みらい塾」活動プログラムの充実

3)活動団体とのコラボレーション

4)企業CSR(社会貢献)と連携

)札幌市・市教委との意見交換

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ サマリーおわり

 今回、あらためてこの5年間の活動を振り返ってみましたが、随分内容の濃い活動を続けてきたものだなと、自分たちを褒めてあげたい気持が沸いてきました。文字での記録、写真等、「活動のみえる化」には極めて大切です。ともすれば、目の前の対応に明け暮れて、時間の幅としての活動を総括することもなく時を過ごしていく、実にもったいない状況です。同時に、今後の展開も含めて、どこまで「本気なのか!」が問われている気もしましたね。これからもさらに活動のすそ野を広げながら、記念館建設の実現とプログラムの充実に向けて、一層努力したいと思います。

祝 自由が丘学園 25周年 !

Posted by 秋山孝二
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 フリースクール札幌自由が丘学園(http://www.sapporo-jg.com/free-school/の25周年記念の会でお話をさせて頂きました。

 まずは、スライドでこの25年間の活動の振り返り、続いて私からのお話。

私のお話

私のお話

 「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」の代表理事として、「遠友学校の理念を今に」のテーマで、自由が丘学園の教育と札幌遠友夜学校との共通の理念について語ったつもりです。その後、亀貝理事長とのトークセッションで共通項をさらに深く掘り下げました。

IMG_2277.JPG

 続いて第二部は、生徒たちによる演奏とパネルディスカッション。

在校生の祝賀演奏

在校生の祝賀演奏

引き続いてのパネルディスカッション

引き続いてのパネルディスカッション

杉野建史学園長からも感謝のお言葉。

学園長のご挨拶学園長のご挨拶

 最後は、設立当初から今日までご尽力された亀貝一義さんの閉会のお言葉。

亀貝一義理事長のご挨拶

亀貝一義理事長のご挨拶

* 詳細の報告はこちらで――> http://www.sapporo-jg.com/free-school/staff-blog/2018/11/16-224007.php

 今回は、亀貝一義理事長からのお誘いで私にお話の機会を与えて頂きました、心から感謝申し上げます。向こう25年も頑張って頂きたいですね。

第16回遠友みらい塾 開催!

Posted by 秋山孝二
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 新渡戸稲造記念遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/、今回は第16回となり、寺島実郎塾長に1時間20分、今年を振り返るお話、さらに出席会員からこの間の活動報告がありました。

* これまでのみらい塾――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%81%A0%E5%8F%8B%E3%81%BF%E3%82%89%E3%81%84%E5%A1%BE

熱のこもったお話

熱のこもったお話

 寺島実郎さんが東京から早く到着したので、開始を10分繰り上げて今回はスタート。私から開会挨拶、寺島塾長の講演は、時間を20分程延長の熱弁でした。

 いつものように「最新資料集」を基本に、今回は、今秋、頼まれた講演の話題から始まりました。加藤周一、田中角栄にまつわる話は、活字とは違った臨場感。生きた人間同士だからこそ、交わすことのできる心情の温かさ、清々しさ、そしてエネルギーを高める化学反応のような別次元へのステップを彷彿とさせてくれるものでした。

 講演終了後、活動報告ではまず私から「札幌遠友夜学校記念館 建設募金のお願い」、「記念館建設支援“連続講座”」の報告とご案内など。続いて、大沼さんから『「北海道版100才人生:ジェロントロジー宣言」31章』、20年前の寺島さんがインタビューを受けている新聞記事(朝日新聞・98年10月19日付)コピー『アメリカニズムとは何か』、三井物産総合情報室長時代です。続いて、小嶋英生さん(雪氷環境プロジェクト他)の活動、さらに安川誠二さん(日本農業新聞記者他)のお話で終了しました。

寺島実郎さんのお話から~~~~~~~~~~~~~

* 加藤周一の言、「物事の’繋がり’が分かるようになってきた」「不条理への’わななくような’怒りが大切」

* 記憶力のような「流動性知能」から課題解決型の「結晶性知能」へ

* 加藤周一と田中角栄は「戦争のリアリティ」と「中国に対するリスペクト」で共通点あり

* 土木学会での講演演題「22世紀の日本」、100年前を総括できなければ100年後を語ることはできない

* 昨今の日本: 経済の話が株価等のマネーゲームの話へ、本来は、現場力等の技術力、経営の話であるはず、「モノつくり」と言える状況にはない

* 「ジェロントロジー」は、「老年学」ではなく、「高齢化社会工学」(高齢者を活かしきる社会システムの制度設計)と受け止めるべき

* 都会の高齢者に欠けているもの: 「食」、「農」、魂の基軸としての「宗教ー死生観」

* 現代を表現すると、1)スマホ人生、2)モール人生、3)クーポン人生、いずれも「小さな幸せ」に満足!

* ささやく言葉、「皆さん、そうやっていますよ!」

* 現代は「データリズム」の時代、データのクラウド化、世界のデータを中国が握る?

* 世界の動きと日本とのギャップ:日本は「常温社会(ぬるま湯)ー内向き」:不満はないが不安はある、私生活主義

* 成熟した民主主義の国として、戦後の「工業生産モデル」を越える高齢者の「参画プラットフォーム」をどう創るか

* マネーゲームを越えた技術力の国創り、議論をプロジェクト化していく構想力

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 2018年も残すところあと2か月、今年を振り返りながら、いつもにも増して熱の入ったお話は刺激的で、たくさんのヒントを得ることができました。翌日の少人数の朝食ミーティング、2日後の東京でのリレー塾最終講義も含めて、今年も座標軸のような一連のメッセージが心に響きました。

新渡戸命日祭 2018 (上)

Posted by 秋山孝二
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 今年も10月15日、「新渡戸稲造博士命日祭」が盛岡で開催されました。これまでの記事は以下の通り。

* 2015年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24837

* 2017年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31793

 昨年10月に内川前理事長がご逝去され、藤井茂常務理事が新しい理事長にご就任されています。また、新渡戸稲造博士のお孫さんの加藤武子さんもお亡くなりになり、訃報が相次いで時の流れも感じざるを得ませんでした。

(一財)新渡戸基金 藤井茂理事長

(一財)新渡戸基金 藤井茂理事長

 今年の記念講演は、(株)明治屋(http://www.meidi-ya.co.jp/index.html)の代表取締役社長、松沢幸一さまのお話、「新渡戸稲造の心を経営に活かす~信頼されるリーダーを目指して~」でした。サッカー選手でもあった松沢社長、新渡戸稲造博士の理念を活かした経営者のスタンスとして全く賛同できるお話に感動致しました。北海道大学農学部ご卒業後、キリンビールで技術畑を歩み社長までお務めになり、今のポジションにいらっしゃいます。

* https://president.jp/search/author/%E6%9D%BE%E6%B2%A2%20%E5%B9%B8%E4%B8%80

特別講演 松沢社長

特別講演 松沢社長

明治屋 松沢社長のご講演

明治屋 松沢社長のご講演

 その後の懇談会では、新渡戸稲造博士にちなんだ詩「永遠の青年」の朗読、IBC岩手放送アナウンサーの浅見智さん、歌の作曲者、太田代政男さんの熱唱ほか、多彩なひと時でした。懇談会の席で私にもお時間を頂き、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」代表理事として、活動報告の概略と記念館建設の寄付依頼をしました。

朗読

詩「永遠の青年」朗読

素晴らしい歌声

素晴らしい歌声

太田代さんは花巻東高校歌の作曲者

太田代さんは花巻東高校歌の作曲者

 終了後は場所を変え、松沢社長を囲んでさらに懇親を深めました。

祝賀会後の二次会で

祝賀会後の二次会で

 この日はまだまだ続きます、私を含めて3名でお寿司屋さんに行き、岩手のお米と納豆の納豆巻と日本酒、その後少し離れて、話題になった「盛岡地カクテルINAZO」の創作者、葛(くず)勇樹さんのバーへ。

* http://www.bartender.or.jp/tohoku/iwate/morioka/detail.php?id=2997

INAZOカクテル

INAZOカクテル

創作者のバーテンダーさん&INAZOカクテル

創作者のバーテンダー葛勇樹さん & カクテルINAZO

 宿泊のホテルに着いて気が付けば日付が変わっていました。新渡戸稲造博士満載の一日、たくさんの思い出を持ち帰りました。翌日は、先月に続き花巻にも足を運び、フォローアップの土地を散策です。

第二回INAZOサミット(下)

Posted by 秋山孝二
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 大友啓史監督(http://keishiotomo.com/)は、『龍馬伝』ほかの作品でも有名ですが、翌日、今回の実行委員会で中心的に活躍した工藤哲人さんがFacebookに書いています。

主な映画作品:『ハゲタカ(https://movie.walkerplus.com/mv38071/)』、『るろうに剣心(https://movie.walkerplus.com/mv48497/)』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~工藤さんのFacebookから

 今朝の岩手日報13面の文化欄にINAZOサミットの記事が掲載されています、ありがとうございます。文化に貢献したイベントという評価ですね。うれしいです。大友監督は、龍馬より稲造についてより熱く語り始めています。

 龍馬も稲造も経済的にプラスの仕事をしたのも共通点ですし、国際的な偉人として小学校の道徳の副読本にもこの2人が登場してます。思いを遂げられずに亡くなったところも似てるかな。稲造さんの方が長生きした分、いろんなことをやれたので功績がぼやけてます。

 記事にはないですがトークショーでは、剣心と稲造の比較論を監督が真面目に語ってます。あすのプライムニュースで特集します。お楽しみに。

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 『武士道』に対して、今後は『平民道』についても興味があるともおっしゃっていました。

龍馬と稲造

龍馬と稲造

 札幌からの私たち「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)』は、三上節子さんが今年もブースで記念館建設寄付のご案内他を致しました。トークショウの中で、ふじポンが舞台を降りてきてご紹介してくれました。

札幌からのブースで

札幌からのブースで

 最後には、プレゼンを終えた私も含めて、全員が登壇し、来年の第三回に繋げる宣言もされました。

最後は登壇者全員で

最後は登壇者全員で

 後片付けを終えて、花巻市内、その後盛岡に移動しての懇親会と、余韻を楽しむひと時でした。工藤哲人さんは「BUSHIDO」T-シャツで最後まで熱く新渡戸を語っていました。

懇親会で岩手めんこいテレビの工藤哲人さん

懇親会で岩手めんこいテレビの工藤哲人さん

 翌日、私は朝早くに盛岡を経ち仙台経由で札幌に帰りましたが、やはり岩手山と北上川は盛岡のシンボルですね。来月15日は、新渡戸稲造「命日祭」で、私はまた盛岡を訪問する予定です。今回、花巻、盛岡ともに新渡戸稲造記念館等を見学する時間がなかったので、来月はじっくり時間を掛けて向き合ってこようと思っています。

翌朝は快晴の盛岡

翌朝は快晴の盛岡

第二回INAZOサミット(中)

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 さて、花巻東高を経て、少し早めに会場準備の手伝いと思って「JAいわて花巻総合営農指導拠点センター(https://www.jahanamaki.or.jp/index.html)」に行ったところ、実行委員会メンバーがすでに汗をかいて机・椅子を並べていました。

会場には机・椅子も並べられ

会場には机・椅子も並べられ

 今年のプログラムも内容満載です、司会は岩手めんこいテレビの工藤哲人さんと岩手のアイドル・ふじポンです。

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【 特別上映 】

「映画監督・大友啓史と旅する新渡戸稲造の青春~ドイツ留学と武士道~」

https://www.youtube.com/watch?v=gsPPkOaeQgU

【 オープニング 】

岩手高校国際交流部 2年 大下剛夫  1年 浅沼宙

http://www.iwate-jh.ed.jp/

「目指せ、Inazo!真の国際人!我ら、世界の架け橋とならん!!」

【 第一部 基調講演 】

大友啓史 映画監督

「映画製作から見た『武士道』の魅力と可能性」

【 第二部 トークショウ 】

「新渡戸稲造が世界に架けた橋を渡ろう!」

映画監督 大友啓史

(一財)新渡戸基金 理事長 藤井茂

http://www.nitobe.com/

コーディネーター 岩手めんこいテレビ 工藤哲人  岩手のアイドル ふじポン

http://www.menkoi-tv.co.jp/top.html

http://blog.fujipon.info/

【 第三部 活動報告 】

新渡戸文化高等学校 教諭 片岡鉄平

https://www.nitobebunka.ed.jp/high/

(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会 代表理事 秋山孝二

http://nitobe-enyu.org/

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保阪正康さんを囲む連続講座

Posted by 秋山孝二
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 今年も昨年に引き続き、近代史の専門家で札幌ご出身の保阪正康さんを秋山財団にお招きして、21名の参加者とともに、「明治150年と平成30年~北海道に住む人びとはどう変わったか」をテーマに二日間の意見交換でした。

 前日は、小樽市内で「小樽市民講座 2018」でのご講演、今年で46回目、保阪さんは5年連続のご登壇とのことで、今年も変わらぬ人気でした。

人気の講座です

人気の講座です

 私と保阪正康さんとの出会いは、2011年の北海道新聞終戦特集取材時でした。

 これまでの関連記述――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%BF%9D%E9%98%AA%E6%AD%A3%E5%BA%B7

 今年の秋山財団連測講座の企画は、2月のこちら「藪半二階」で決まりました。――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32466

 今年のテーマ、保阪正康さんもかなりの気合の入りようで、昨年の議論を踏まえて、日本としての150年の検証と北海道150年の冷静な総括と歴史認識でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 保阪さんメモからの引用

狙 い

 今年(2018年)は明治150年である。具体的には慶応3年の大政奉還からということになるのだが、もとよりこの区分は元号による分け方にすぎないといえるわけで、歴史的に正当性が確立しているわけではない。私たちは歴史を振り返る時に何らかの句読点が必要でもあり、その一つにこの元号で歴史を位置づけて見ることが考えられるという意味でもある。特に北海道に関しては「明治150年」のその内実に対して、さまざまな視点があることは了解されていなければならない。

 アイヌの人たちへの抑圧という側面、北海道入植そのものがそれぞれの場での権力闘争の結果という側面、ロシアの南下政策に対する防衛的な側面、内地でのしがらみからの自由を求めての解放といった側面、などそこには歴史的、社会的な理由が存在する。

 明治150年はそういった問題を、改めて整理しつつ、私たちはこの時代をいかなる眼で見つめるか、を考えていきたい。前半は、中央から見る明治150年を分析しつつ北海道の位置づけを、後半は、北海道の人々の考え方を私なりの見方で「道民性の変化」という視点で考えてみたい。

・・・・・・・・

おわりに

 私たちはいま、北海道そのものの「崩壊の危機」にあると考えるべきではないだろうか。その理由は、近代化の到達した地点で次に来るであろう時代が予測し得ていないがためである。北海道の位置づけが明確でないと言っても良いだろう。北海道は明治150年の出発時の形での地域づくりは終えたのだ。それを共通認識として新しい北海道を作らなければならないように思う。そのために成すべきことは何か、を考えたい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用 おわり

 参加者は事前に事務局にそれぞれの思いを提出しています、以下は私のエントリーシートです。

氏名(ふりがな)

秋山 孝二 (あきやま こうじ)

1.自己紹介現在及びこれまでのお仕事、最近の一番の関心事、ご趣味など)

東京都江戸川区立鹿本中学校 理科教諭(5年間)

(株)秋山愛生舘 代表取締役社長(6年:会社在籍19年)

(株)スズケン 代表取締役副社長(48か月)

(公財)秋山記念生命科学振興財団 理事長(22年間:財団理事32年)

他、現在、財団代表理事4、評議員4、監事1

<関心事>

*日本の「近代」の捉えなおし

*明治期の全国的衛生&健康増進「愛生舘」事業のルーツを探る(初代秋山康之進のルーツ他)

*新渡戸稲造と札幌の人材育成「遠友夜学校」の理念と現代的意義

2.本講座への期待ほか(北海道150年への思い、昭和史を次世代の若者へどう伝えていくべきかについてのお考えなどご自由にお書きください)

自分自身が育った時代(1951年~今日)、義務教育年限でしっかり戦後教育(憲法、国際平和ほか)を受け、さらにその後の高校・大学で時代と真摯に向き合った自分の使命として、北海道のアイデンティティを見つめ直し、この地で自立した人材が育つことを期待し、少しでも尽力できればと思う昨今です。今の各セクターにおける歴史修正主義的風潮に危機感を覚え、このままでは若者へは渡せない、そんな世代の責任を感じています。

国際社会で、日本のリーダー的ポジショニングの機会も多くあるにもかかわらず、登場できない現状を憂いながら、まだ間に合うという一筋の希望も見出しています。

3.講師への質問事項など(今回のテーマに関することに限りません。ご自由にお書きください)

自分の残りの人生、北海道を拠点として、地域の財団法人として、何ができるのか、何をすべきなのか、30数年前の財団設立時からの私のテーマであり、「愛生舘」事業の継承者として日々葛藤しています。

抽象的ですが、「歴史を学び直す」ことが単なる趣味・興味にとどまらず、それを踏まえて日々の行動に反映することにヒントが得られれば私なりに満足です。参加者皆さんのそれぞれのお立場からの意見交換も楽しみです。

<今年の保阪さんの分析>
 北海道入植は明治20年ごろまでは前述の明治初年代に加えて、私の見るところ次の七つのタイプに分かれるのではないか。

1. 開拓使関連の人たち(北海道赴任組など)

2. 移住募集に応じた人たち(農業移民、漁業移民など)

3. 札幌、旭川など都市建設の従事者

4. 戊辰戦争の関連(会津藩など)

5. 牧場経営などの入植者

6. 民間側の商人や小事業主たち

7. 士族屯田兵

 このほか明治20年以降は、札幌農学校の教師、学生などの教育関係者、地主に惹かれての一般入植者、宗教関係、自由民権運動の挫折組、そして第七師団編成による軍事関連の人たちなどと広がりを持っていく。これらの人たちの詳細な分析が必要ではないか。

~~~~~~~~~~~~~~~~ 保阪さん分析からの引用おわり

 これに対して、参加者の皆さんからさらに補足する貴重なご発言も多く、大いに盛り上がった今年の講座でした。議論の中では、アッツ玉砕後、北海道出身のご遺骨を札幌市内で札幌一中生徒が抱える列の写真も披露されました。玉砕のこのような慰霊祭は最初で最後だったようです。この列は中島公園に向かいました。

おびただしい数のご遺骨(中身は骨ではなく)

おびただしい数のご遺骨(中身は骨ではなく)

 今回は、前回にも増して様々なお立場の方がご参加になり、メディア、研究者、企業、行政等の視点からの意見交換は実に内容が濃かったです、来年も是非開催したいと思っています。

第6回 遠友夜学校フォーラム

Posted by 秋山孝二
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 毎年6月に開催し、第6回目となる今年の「札幌遠友夜学校フォーラム」は、北海道大学名誉教授の三島徳三先生のお話でした。新渡戸稲造全集に盛り込まれる言葉を引用して、現代の課題解決にも通じる解説の数々は、実に新鮮な視座からのメッセージとなっていました。

* 2016年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27044

* 2017年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30109

当日チラシ

当日チラシ

< 三島徳三先生のご講演 >

1 「日本人」の再認識

2 日本国民の道徳的覚醒

3 集団主義の決別と個人の確立

愛国心を土台とした平和主義

5 共存と寛容の思想

   * 柳宗悦「複合の美」の思想-

   * 金子みすず1903-1930の童謡詩

   * ガルブレイスの「拮抗力」概念

講師 三島徳三先生

講師 三島徳三先生

新渡戸の言

新渡戸の言

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 終了後の三島徳三先生の談です。

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 「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」主催の6.23講演会には150名くらいの人たちが来てくれた。しかし高齢者が多く、期待していた若者や各種運動家の人たちの参加は少なかったようだ。国際人としての新渡戸や「武士道」については知っていても、その他の業績や思想についての関心はまだまだ薄いからだろう。

 だが、新渡戸の思想は、若者言葉で言えば”半端ない”、見過ごしてしまうにはあまりにももったいない。飛躍するかもしれないが、朝鮮半島や東アジア、さらには世界の平和を構築するためには、新渡戸の「共存と寛容」の思想、「ナショナリズムとインターナショナリズム」の思想こそが大事なのだ。26歳で夭折した童謡詩人・金子みすずは、新渡戸の「共存と寛容の思想」を短くうたっている。「みんなちがってみんないい」

 その他、新渡戸の著作が「現代の日本」に示唆するものは多い。グローバル化の中で失われつつある地域の自然や文化、タネなどの農業資源、それらを守る哲学として、講演では民芸運動の父・柳宗悦の「複合の美」の思想を位置づけた。脱亜入欧の福沢諭吉とちがい、新渡戸は東洋と西洋の共存、それぞれの美点を強調する、新渡戸と柳の「東と西」「右と左」の複合の思想には、明らかに共通点がある。

 「右と左」の意義と共存を説く新渡戸の思想は、米国の著名な経済学者・ガルブレイスのCountervailing Power「拮抗力」の必要性とも通底する。労働組合、消費者運動、対抗的野党の存在こそが、社会のバランスを保ち、厚生をもたらすのだ。

 いま若者はスマホから目を上げず、他人のこと、政治や社会のこと、自然の移ろいに気が付かない。だが、そういう若者の中でも、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』が爆発的に読まれているという。身近な友達関係から世界人類を見る、その豊かな人間性、そこに未来を託そうではないか。

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 若手の参加者の感想にも注目です。

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『どう生きるか』

 昨日の6月23日(土)札幌エルプラザで新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会の記念フォーラムが行われました。講演者は北海道大学名誉教授三島徳三さん。新渡戸稲造の道徳観を中心に語っていただきました。その中で先生が若者にどうしても読んで本として吉野源三郎作『君たちはどう生きるか』この本は昭和12年の本ですが漫画化され100万部以上の大ヒット作に。ジブリの宮崎駿監督もこの本を読み、自分が映画化する!と宣言されたほど三島先生いわく、ハンパない内容とのことです。自分も近いうちに購入して読んでみようと思います。

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト

 またこの日は日本国憲法の前文に触れる機会もありました。[われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない]新渡戸稲造が生涯目指した太平洋の架け橋になって国際平和をもたらすこと。そして札幌市、北海道そして自分達が取り組み始めたSDGsにも通じる内容。この文は国家の部分を人や会社などの組織、自然や環境などの大きな枠組みに当てはめてもこれからの時代に必要なエッセンスになると思いました。これらの三島先生による、様々な方向からのアプローチにより新渡戸稲造と現代に示唆する事柄を色々な例を用いて詳しく説明していただき収穫多き日になりました。

 講演会終了後の懇親会にも参加させてもらい元北海道大学農学部長の松井さんや色々な先生方のお話を聞かせていただきました。その中でも秋山さんから秋に開催される栃木県益子町でのワグナーナンドールアートギャラリーに参加させてもらえる事やワグナーナンドールの奥さん和久奈ちよさんにもお会い出来る事が可能なお話もでき有り難かったです!

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新渡戸稲造記念公園、綺麗に 2018

Posted by 秋山孝二
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 気温変化の激しい今年の札幌の春、恒例となった札幌市中央区にある「新渡戸稲造記念公園」の花壇の整備・掲示板整備・清掃活動を、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」メンバー有志が行いました。

<会員の三上さんからのご報告>
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 先週12日(土)10時~14時岸本・原田・三上で花壇の草
取り、土起こし、宿根草植え、掲示板へのラミネート加工
版の掲示をいたしました。
 また15日(火)10時~12時常田、岸本、原田、三上で
買った花の植栽、花壇横のフェンス下の草取りをしました。
保育園の2歳ぐらいの子ども達が植える前から花をめがけて
走ってきてくれたり、保母さんとアリやミミズ探しにやって
来てくれたりと、公園に遊びに来た子ども達、保母さん、お
母さん達がお花を見て喜ぶ姿を多く見ました。初老の男性
(昨年もお会いしたビル管理人さん)も花を見たり、掲示
板を見たりと、かなりきれいになった公園を「我が町の誇り」
といった表情で心を休めておりました。
 作業を眺めに来る方々にここに遠友夜学校があったこと、
ここに記念館を建てること、トイレもできますよと原田さん、
常田先生が説明をしました。私はフォーラムのチラシをあげ
たりしました。
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* 新渡戸稲造記念公園ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%85%AC%E5%9C%92

 掲示板も新しいイベント案内を加えて。

 今年は、記念館寄付活動の正念場、この公園でも子供たちの歓声をたくさん聞くことができるでしょう。

新渡戸稲造記念公園、春 2018

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 桜前線も一息ついた感、札幌は日差しは春めいてやっと雪が融けはしましたが、体感気温はまだまだといった昨今で、桜の開花はやはりゴールデンウイーク辺りでしょうか。

 先日、久しぶりに行ってみました、2014年12月16日に札幌遠友夜学校跡地に完成した「新渡戸稲造記念公園」は、4月に入って春の装いに日一日と向かっています。

* 新渡戸稲造記念公園の経緯ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%85%AC%E5%9C%92

 「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」では、この地に記念館を建てるべく、この間、寄付集めをしています。同時に、この記念公園造成にも案内板等の文言作成で協力して、公園完成後は、公園内清掃、彫刻清掃等、ボランティア活動で記念館建設の夢を追い続けており、今年がまさに正念場です。

 昨年は花壇作り、掲示板メインテナンス、そして、今年雪融けを待ってメンバーがひと冬のゴミの清掃活動をしました。毎年少しずつではありますが、50年間この場で続いた札幌遠友夜学校のボランティア活動も多くの市民に知られてきていると思っています。掲示板の内容も新たに、今年も前進します!

雪も融けた公園、掲示板

雪も融けた公園、掲示板

「考える会」メンバーによるゴミ拾いも

「考える会」メンバーによるゴミ拾いも

掲示板には新たな告知

掲示板も綺麗に

当時の遠友夜学校の様子

あらたに当時の遠友夜学校の様子も

裏面は新たな告知も

裏面は歴史年表も整備

公園内の植栽の説明

公園内の植栽の説明

 「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」では、今年度は新たな企画として以下のような連続の「火曜講座」も開催します、多くの皆様のご参加を希望します。

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◎ 火曜講座 場所:愛生舘サロン 時間:13:30~15:00、参加費用:千円

7月10日(火)  松井博和氏 「志ある若者を育てるには」

札幌農学校精神や新渡戸稲造のこころで未来を担う若者の育成を!

8月7日(火) 木原直彦氏 「札幌・遠友夜学校・有島武郎」

9月11日(火) 三島徳三氏 「新渡戸稲造の「日本人精神論」と現代」

武士道だけでなく、新渡戸の「日本人の精神・宗教」論、を紹介し、

現代日本人のココロの根底に迫ります。

10月6日(土)    エルプラザ3Fホール(音楽と講演の集い)14:00?16:00(入場料:二千円)

「マザーテレサと新渡戸稲造ーミュージカル『マザーテレサ』の歌声とともに」

ソプラノ 吉村美穂さん ピアノ 野田常喜さん 講演 小野有五氏

11月13日(火)  秋山孝二氏 「遠友夜学校と私たちのこれまでの活動」

今の時代、遠友夜学校の理念に基づいて、私たちは生きていく糧をどう見出していくか。

12月11日(火) 三上節子氏 「 DVDに見る:創立100周年記念放送『魂の燈台・遠友夜学校』、

海外取材放送『フィンランドで見つけた武士道』」

遠友夜学校で育てられた教師たち・生徒たちの歩みと新渡戸の海外での影響力

1月15日(火) 藤田正一先生 「アメリカ独立宣言と遠友魂」

一見全く関係のないこの二つを結ぶ糸とは?

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 また、「考える会」の北洋銀行、北海道銀行の口座番号を変更しました。任意団体から一般社団法人への移行に伴うものです。以前の口座は閉鎖しましたので、今後はこちらをご案内下さい。ゆうちょ銀行は変更ありません。

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<北洋銀行 本店営業部  (下二けたの違いですのでお間違えないように)>

* 一般社団法人新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会  会長 秋山孝二

店番号 028  口座番号 6925540

* 一般社団法人新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会  記念館建設口座  会長 秋山孝二

店番号 028  口座番号 6925551

<北海道銀行 本店営業部  (口座名称記載冒頭が(社)でよろしいそうです)>

* (社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会  会長 秋山孝二

店番号 101  口座番号 3275025

* (社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会  記念館建設口座  会長 秋山孝二

店番号 101  口座番号 3274986

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 新しい年度を迎えて、気持ちも新たに活動を進めて参ります、目標にはまだ遠いですが、多くの方々の建設寄付へのご厚志をお願いする次第です。

初めての「INAZOサミット」!(下)

Posted by 秋山孝二
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 今回のこのサミット、アイディアから実施まで、約2年間掛けてのプロジェクト、実に多くの方々のご尽力を頂きました。地道にご案内をし続けた「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」の三上節子さん、当日は記念館建設寄付ブースに張り付いての頑張りに頭が下がります。

 従来型の硬いオープニングではなく、演劇的に始めようとの狙いで、今回のようになりました。まずは、「友あり、遠方より来たる」で、ワイワイガヤガヤの交流の場を創り出そう、そんな思いは参加者には通じたのかなと、自画自賛する昨今です。

 北海道新聞、朝日新聞、岩手日報、岩手めんこいテレビ、北海道のuhbほか、その後、続々とニュース他特番でも放映されています。随時、こちらにアップして参ります。そして、HPにも当日の様子を全て録画でアップします、乞うご期待!

* http://nitobe-enyu.org/summit_movie/

全て終了して、スタッフ集合

全て終了して、スタッフ集合

ある方の1週間後、個人的感想です。~~~~~~~~~~~~~~~~

 「第1回 稲造サミット」が、札幌で開催されたことの意義は、今後、どのように発展、深化していくのか……関係者ばかりでなく、参加された方々、こうした動きがあったことを後世の方々が知った時のことなど、いろいろなことが可能性として芽吹いてくるように思えます。

 当日の記念品として「文庫ブックカバー」を思いついて実現できたのは、この話に即座に協力していただいた方々の存在があったからこそです。そのような方々に共通するのは、「時代と格闘」する心意気が「顔貌」にあらわれていることでした。

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 そして、こんな視座からの評価も。

朝日新聞道内版

朝日新聞道内版

 来年は盛岡で開催予定。さらに進化して多くの方々の集う場となれば嬉しいですね。ご支援・ご協力い頂いた皆さま、ありがとうございます、そして、お疲れ様でした!!!!

初めての「INAZOサミット」!(中)

Posted by 秋山孝二
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 寺島実郎さんの基調講演に続いては、新渡戸稲造に縁(ゆかり)のある各地で活動されている方々の報告です。まさに、「友あり、遠方より来たる」です。

報告概略――> http://enyumirai.main.jp/2017/11/28/%E3%80%8C%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9Einazo%E3%82%B5%E3%

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【  活動報告 】

1. ブリティッシュコロンビア大学(UBCNITOBE GARDEN http://botanicalgarden.ubc.ca/visit/nitobe-memorial-garden/

キュレーター 杉山 龍 氏Nitobe Memorial Garden 新渡戸記念庭園~太平洋の架け橋~』

2.(公財)国際文化会館 新渡戸国際塾 https://www.i-house.or.jp/programs/activities/nitobejuku/

常勤理事 丸山 勇 氏 『新渡戸国際塾のご紹介』

3. 創価大学創価教育研究所 https://www.soka.ac.jp/edu/

創価大学大学院博士後期課程 岩木 勇作 氏 『新渡戸稲造と牧口常三郎』

4. 花巻新渡戸記念館 https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/505/507/p004141.html

学芸員 中島 明子 氏 『拓く、繋ぎつづけて、稲造へ』(オリジナルDVD

休 憩 (10分)

5. (一財)新渡戸基金 http://www.nitobe.com/

理事長 藤井 茂 氏 『新渡戸稲造の生誕の地から皆さんへ』

6. ()岩手めんこいテレビ http://www.menkoi-tv.co.jp/top.html

プロデューサー 工藤 哲人 氏 『稲造関係の海外取材、テレビ番組製作を通して』

7. 十和田 新渡戸記念館 http://www.nitobe.jp/

館長 新渡戸 常憲 氏 『新渡戸記念館(十和田)

8.  NPO法人十和田歴史文化研究会 https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/002000507

語り 小笠原 良子 氏 紙芝居『幻のふしぎなトンネル〜木枯らしに吹かれて』

9. 平成遠友夜学校 http://enyuyagakkou.web.fc2.com/top.htm

代表 北海道大学名誉教授 藤田 正一 氏 『札幌遠友夜学校に通底する精神』

10. 学校法人 北星学園 http://houjin.hokusei.ac.jp/

理事長 大山 綱夫 氏 『新渡戸稲造と北星学園—平和教育の源流—』

11. 北海道大学 新渡戸カレッジ https://nitobe-college.academic.hokudai.ac.jp/

学生 山瀬 和葉 氏、遠藤 和可奈 氏『北海道大学新渡戸カレッジについて』

12.(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会 http://nitobe-enyu.org/

副会長 高橋 大作 氏 『遠友学校と私たちの活動』

【 展示のみ 】

Naomi Darling, AIA, LEED, AP BD+C  https://www.fivecolleges.edu/

Five College Assistant Professor of Sustainable Architecture(Hampshire College/Mt.Holyoke College/University of Massachusetts,Amherst)

ハバフォード大学 https://www.haverford.edu/

鈴木貴美子 (東アジア言語文化学部日本語プログラム所属 日本語講師)

「ハバフォード大学の日本語クラス-新渡戸稲造・遠友夜学校を授業に」

【  御礼のご挨拶 】

(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会  代表理事 秋山 孝二

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最後は参加者全員で記念写真。

参加者全員で

参加者全員で

 進行も予定通りで、参加者の皆さんはそれぞれにお話が続きましたが、次の隣の部屋の懇親会へと移りました。カナダ・バンクーバーからお越しの杉山龍(りょう)さんを囲んで、懇親会受付係の皆さんとも記念に。

カナダ・バンクーバーからの杉山龍(りょう)さんを囲んで

 岩手めんこいテレビでは早速報道も。(http://www.fnn-news.com/localtime/iwate/detail.html?id=FNNL00057081

初めての「INAZOサミット」!(上)

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 一昨年、寺島実郎さんからアイディアを頂いてから企画を温めて準備した「INAZOサミット」、その第一回を先日札幌で開催しました。定員200名でしたが急きょ椅子を増やして、カナダ、東京、東北からを含めて250名の方々が20の円卓に集い、開始前から交流が始まりました。

直後の報告はこちら――> http://enyumirai.main.jp/2017/11/28/%E3%80%8C%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9Einazo%E3%82%B5%E3%

 第一回の趣旨は以下の通りです。

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< 「第一回INAZOサミット」in 札幌 開催趣意書 >

テーマ:       友あり、遠方より来たる

開催趣旨

INAZOサミット」開催は、新渡戸稲造とメリー夫人、及び新渡戸家の業績を再確認して顕彰し、縁(ゆかり)の地のネットワーク形成を促し、個々の活動の相乗効果を発信する試みです。今回、それらを地域の繋がりで「見える化」し、さらに新たな気づきを得る場を、縁のある土地の持ち回りで今後継続開催したいと思っています。

そのキックオフとして、新渡戸稲造が札幌農学校の二期生として学び、その後メリー夫人とともに過ごしたこの札幌、教育ボランティア活動の「札幌遠友夜学校」の実践の地で、日本全国・世界の新渡戸ご夫妻に縁のある方々・団体・学校にお集まりいただき、「友あり、遠方より来たる」、多彩な人々が集うプラットホームを準備いたしました。

INAZOサミット」の企画が、自由な環境の中で、参加される方々が互いに開かれて創発しあう場になることを期待し、未来の地域・世界を切り拓く活動として、多くの方々と共に歩むきっかけとなることを札幌から期待しています。

多くの皆さまのご参加と交流をこの機会に図って頂ければこれ以上の喜びはありません。20171125日、札幌でお会いしましょう!

新渡戸稲造記念 遠友みらい塾 塾長     寺島 実郎

一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会 代表理事   秋山 孝二

「第一回INAZOサミット in 札幌」実行委員会 委員長    宮澤 洋子

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オープニングはジョン・レノンの「イマジン」の演奏&唄

オープニングはジョン・レノンの「イマジン」の演奏&唄

 サプライズのオープニングの後はご来賓の在札幌米国総領事館レイチェル・ブルネット・チェン首席領事の素晴らしいご挨拶。チェン首席領事はその後も、基調講演、各地からの活動報告まで熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

レイチェル・ブルネット・チェン首席領事

レイチェル・ブルネット・チェン首席領事

 続いては基調講演、一般財団法人日本総合研究所 会長、新渡戸稲造記念遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/)塾長の寺島実郎 さんのお話、『新渡戸稲造とは何か-現代に生きるそのメッセージ』でした。

これまでと少し違った切り口から

これまでと少し違った切り口から

 当日用意された「寺島実郎の時代認識」(資料集;2018年新年号速報版)に挟まれていたA4サイズの一枚のレジメ「新渡戸稲造とは何か-現代に生きるそのメッセージ」は以下の通りです。

「太平洋の橋」になろうとした憂国の国際人、新渡戸稲造

・本質は「偉大な教育者」

・『武士道』と『世渡りの道』

・国際連盟次長としての活躍…板挟みの苦悩

・温かく厳しい魂の持ち主

・地方(ぢかた)学→民俗学の基礎…「グローカリティー」の原型

1898年『農業本論』:郷土教育の重要性

「郷土研究会」の意味…柳田國男との関係

青年にとっての2つの道標:新渡戸稲造の対照としての内村鑑三

(参考)キリストに生きた武士、内村鑑三の高尚なる生涯

・純粋で不器用な人生…「内村が父で、新渡戸は母」

・米国留学と日本再発見…クラーク博士との面談:「宗教者というより軍人」

・「不敬事件」という契機:第一高等中学校

・日本近代史との格闘:「一人の日本人、武士の子、独立のキリスト教徒」

・名著『後世への最大遺物』(1894年)…「あの人はああやって真摯に生きた」という記憶

『二十世紀と格闘した先人たち 一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆』(2015年、新潮社)

新渡戸チャリティーコンサート

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 一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」は、今年11月25日に、初めての「INAZOサミット(http://nitobe-enyu.org/info_summit01/」を札幌で開催します。それに向けての一助としても、先日、「吉村美穂ソプラノチャリティコンサート」を札幌時計台ホールで開催しました。当日外は、折からの雷雨と稲光が激しかったのですが、時計台ホールの中はソプラノの歌声とピアノによる讃美歌ほかとコラボして、不思議な感動の空間を創り上げました、ワンネスというか一体感ですね。

チラシ

チラシ
チラシ

チラシ

開演前の雰囲気も素晴らしい!

開演前の雰囲気も素晴らしい!

外は激しい雷雨

外は激しい雷雨

さんのソプラノ

吉村美穂さんのソプラノ、時計台ホールの空間に拡がる!

土井さんのピアノ

野田常喜さんのピアノ

 この時計台ホールには讃美歌の調べは実によく似あいます。アンコールでは、ピアノによる「川の流れのように」、最後は「時計台の鐘」で大いに盛り上がりました。ご準備された皆さま、当日お手伝いしてくれた皆さま、ありがとうございます。

出演者を囲んで主催者とお手伝い頂いた方々

出演者を囲んで主催者とお手伝い頂いた方々

祝、北星学園 創立130周年!

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 今年は日本の女子教育のパイオニア「北星学園(http://houjin.hokusei.ac.jp/」が創立して130年目の記念の年です。様々な場面で祝賀の様子が展示されています。

 大学でも記念式典・講演会が開催されたようです。

* http://houjin.hokusei.ac.jp/news/581/

 先日は札幌の地下歩行空間「ちかほ」でもそのストーリーを読むことができました。

戦争の影響も受けて

戦争の影響も受けて

 そして、新渡戸稲造との深い関係も。

河井道と新渡戸稲造との出会い

河井道と新渡戸稲造との出会い

恵泉女学園設立へと続く

恵泉女学園設立へと続く

 理事長の大山綱夫先生は、今、記念館建設等を推進している「(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」でもご指導を頂きながら一緒に活動をしています、大山先生のお人柄・ご見識は素晴らしく、私の心から尊敬するお方です。

http://houjin.hokusei.ac.jp/about/message/

 昨年のフォーラムでも特別講演をお願いしました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27044

 このような明治時代からの先駆的人材育成の取り組みが、この札幌からスタートしていることに誇りを持ちながら、これからの若い世代への期待を託して、今を生きる私たちももっともっと人材育成に情熱を傾けていかなくてはなりませんね。それが北海道に生きる私たちの使命のような気がします。

祝、「yuyu」一周年!

Posted by 秋山孝二
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 ゲストハウス「雪結yuyu(http://yuyu-gh.com/」の開店一周年記念パーティが開催されました。経営者の木村高志さんは、先日ライブがあったゲストハウス「Waya」(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31241)の経営にも関わっています。

マンション一階の外観

マンション一階の外観

 会場は押すな押すなの人で満杯!

押すな押すなの人で満杯!

玄関は靴だらけ

これまでの1年間の出来事

これまでの1年間の出来事をビデオで

 マンション所有者の蔵田親義さんのご挨拶、「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」で監事をつとめられ、一緒に活動をしています。

オーナーの蔵田親義さんのお話

オーナーの蔵田親義さんのお話

 新しい宿泊の場、集いの場、これからも進化していくエネルギーを感じました、頑張って!

十輝くんライブ @ Waya

Posted by 秋山孝二
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 昨今、大変人気の高いゲストハウス、その一つ札幌の「Waya(http://waya-gh.com/」を運営する木村高志さんは、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」で一緒に活動しています。

 先日、そこで「清水十輝(とき)(http://toki-shimizu.com/」くんのライブが催されました、5月の新渡戸稲造記念公園での掲示板除幕式(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29995)に参加してくれたパートナーの「あいぼん(https://aiboso0809.wixsite.com/bonfam」こと平岡愛さんからご案内が届いたので足を運んできました。

5月に札幌に来た時のあいぼんと考える会メンバー!

5月に札幌に来た時のあいぼんと考える会メンバー!

 彼は広島県広島市を本拠地として、テーマ“This is Life”を掲げ、生きたままの表現者を目指し魂へ歌いかけ、ヒッチハイクで全国を巡るツアーを行っています。

 ライブ開始前に十輝くんともお話が出来て、その透き通った優しい眼差しが印象的でした。さらに、あいぼんの「ゴエンジャー・プロジェクト」のハガキとご縁玉も頂きました。

ゴエンプロジェクト

ゴエンジャー・プロジェクト

 ライブに集まった人たち、私は断トツの最高齢者!、ゲーム、歌、語り、私にとってはもう50年近くも前のユースホステルを思い出すような、そんなノリのひと時でした。

参加者で記念に

参加者で記念に

 5月に札幌に来た時、あいぼんの「卒ローン(https://peraichi.com/landing_pages/view/soturon」、私も一口のりました。彼女流に言えば、新渡戸稲造は、「ニトベッチ!!!」、新しい時代は新しい世代が担う、これからの活動の担い手の一人なのでしょうね。

気になる卒論の中身

『新渡戸稲造〜悲哀に基づく犠牲と奉仕の精神〜』

目次
■第1章 悲哀の人生
第1節 家族の死
第2節 精神と身体の病 1)重い眼疾と信仰への懐疑 2)新渡戸を救った一筋の光
第3節 軍閥化する日本への憂い

■第2章 ジャンヌ・ダルクへの崇拝
第1節 「救国の乙女」ジャンヌ・ダルク
第2節 ジャンヌに対する新渡戸の思い
第3節 2人の共通点 1)キリスト教的神秘体験 2)憂国家 3)「犠牲と奉仕」の生涯

■第3章 新渡戸の女性教育
第1節 新渡戸の女性観
第2節 人格教育における理想
第3節 東京女子大学に託した夢

《ひと言メモ》
旧5000円札の顔、新渡戸稲造さんについて書いたわたしの卒論!多種多様な肩書きを持った彼の思想やジャンヌダルクとの関係性について調べました。我ながら大変な自信作です(*´∇`*

盛岡訪問 2017 夏(下)

Posted by 秋山孝二
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 盛岡のニトベフレンズセミナー(http://www.nitobe.com/semina201708.pdf) で講演をしました。「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)の活動」と2か月前の「カナダ出張報告」です。新渡戸稲造については造詣の深い方々ばかり、札幌遠友夜学校の50年間のボランティア活動に興味を持って頂けたかと思います。記念館建設に対しても、是非実現するようにと励ましのお言葉を頂きました。

* カナダ報告――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E3%81%AE%E8%B6%B3%E8%B7%A1+%EF%BC%A0+%E3%82%AB%E3%83%

研鑚を積み重ねてきているメンバーの皆さん

研鑚を積み重ねてきているメンバーの皆さん

 地元ではこんな企画とかツアーも。新渡戸稲造自身をテーマにするばかりでなく、それぞれの歴史上の人物との関係でテーマを設定してシリーズで語り・聴くという企画、簡単なようでなかなか難しい視点ですね、さすが地元盛岡です。語る人、注目する人がいらっしゃるということですから。

二者関係をテーマの企画、凄いですね

二者関係をテーマの企画、凄いですね

 地元の旅行会社のツアー募集もさすがですね。当日も私の話の後に担当の方が説明をしていました、「歴史ツーリズム」の具体的事例ですね、札幌でも検討したいものです。

台湾への歴史ツアー!

台湾への歴史ツアー!

SIAF応援 ティ・パーティ 2017

Posted by 秋山孝二
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 今年で2回目となる「札幌国際芸術祭(http://siaf.jp/)」、それを市民サイドから応援する「V-net(http://artvolunteer.net/」が主催する2回目の「ティ・パーティ」が開催され、80名を越える各団体のボランティアの皆さんで大いに盛り上がりました。

 これまでの「SIAF」関連掲載記事

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=19858

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=20738

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21910

 今年の芸術祭のテーマは、「芸術祭ってなんだ?」です。「V-net(さっぽろアートボランティア・ネットワーク)」の構想は、「札幌国際芸術祭(SIAF)2014」の開催を契機に実現しました。以来、さまざまなジャンルの芸術・文化にかかわる市民ボランティア団体が手を結び、情報の共有、相互支援など幅広い連携のため活動しています。それは普遍的な〝学びと実践″であるリベラルアーツを念頭に置いた市民活動です。

 私が代表を務める「(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」もこのメンバーの一員となっていて、同時に私はあまり力になっていませんが運営委員も務めています、まさに新渡戸の言う「リベラルアーツ」の活動です。

 今回のティ・パーティは、学生5チームそれぞれから数名と指導に当たった映画監督早川渉さん、アニメーション作家横須賀令子さん、シアターキノの中島洋さんらによるトーク、そのほかSIAF実行委員会事務局から、芸術祭の見どころについても。

 学生の皆さんが制作した芸術祭のCMを鑑賞しながら、その制作意図、プロセス、アドバイザーからのご意見等、ワイワイガヤガヤのひと時でした。

ティ・パーティ

ティ・パーティ

V-netメンバー

V-netメンバー

 作品鑑賞の前に、この集まりの代表の西川吉武さんからこれまでの経緯とご挨拶。

代表の西川さん

代表の西川吉武さん

創作CMの発表会

創作CMの発表会

 札幌国際芸術祭実行委員会事務局長の熊谷淳さんからは、今年のプログラムと見どころを。

札幌芸術祭 2017 のキーマン

熊谷淳さんのプレゼン:札幌芸術祭 2017 のキーマンお二人

熊谷事務局長

熊谷淳実行委員会事務局長

 プロジェクトの一つ、「都市と市電」の漆崇博さん。

漆さんの市電プロジェクト

漆崇博さんの市電プロジェクト

都市と市電

都市と市電

 CM鑑賞の後に、それぞれの作品を作成した学生さんたちが、苦労したポイントほかを説明し、参加者との意見交換も活発でした。アニメ制作の現場の苦労を垣間見た気がします。

制作者の皆さん

制作者の皆さん(1)

製作者の皆さん(2)

製作者の皆さん(2)

 お任せの「芸術祭」ではなく、幅広い市民の手作り芸術祭の意図を感じ、なかなか2回目は進化したことの運びかな、と。これを応援する私たちも、ただ多彩な芸術作品の消費者ではなく、応援者としてともに参加するスタンス「サッポロスタイル」が大切ですね。今月から10月1日までのロングラン、多くの皆さまと楽しんでいきたいものです。

新渡戸の足跡 @ カナダ(8 最終)

Posted by 秋山孝二
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 カナダ滞在最終日の朝は、少々時間があったので、ホテル近くのWater Front に足を運び、ウイスラー・ヴィクトリア方面への水上飛行機の離発着ほか、のんびり湾内を眺めていました、至福の時間でしたね。

大型客船も着岸間近

アラスカからの大型客船も着岸間近

飛行艇も離着を繰り返す

水上飛行機も離着を繰り返す

 長々と報告を書き連ねてしまいました、ここまでご覧頂きありがとうございます。

 内容の濃い3日間を終えて、今回、一番印象に残ったのは、人々の「笑顔」ですね。「Keep Smiling」とよく言いますが、とにかく少し疲れた時、やっとたどり着いた時、注文を取りにテーブルに来た時、本当に素晴らしい笑顔とアイコンタクトで何回も元気になりました。その瞬間をカメラに収められないのが残念です。

宿泊ホテルの客室フロアー

宿泊ホテルの客室フロアー

 今回の一連の報告は、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」の代表理事、「新渡戸稲造記念・遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/」代表の役目として書き留めました。

 訪問に先立ち、事前に盛岡の新渡戸基金・藤井茂常務理事にTad Suzukiさん、Ryo Sugiyamaさんをご紹介して頂き、大変充実した意見交換となりました、心から御礼申し上げます。お二人とも度々、『新渡戸稲造の世界(http://www.nitobe.com/)』に投稿されていて、これからも繋がりを持ち続けられると思うと、大変嬉しいです。新渡戸稲造が生まれた盛岡市と命の終わったカナダ・ビクトリア市は、姉妹都市になってすでに30年を越えていますが、二つの街の関係は、まさに「太平洋に掛かる橋」ですね。

ロイヤル・ジュビリー病院中庭の記念庭園で

ロイヤル・ジュビリー病院中庭の記念庭園で

<エピローグ>

 ヴィクトリアで歩き続けて少々疲れた時、建物の脇で見た看板です、こうありたいですね、これからの自分の人生。

なるほど・・・
なるほど・・・
 これで全8回、お仕舞いです!