ノーベル賞受賞、鈴木章先生

Posted By 秋山孝二
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 今年度のノーベル化学賞に輝いた北大名誉教授・鈴木章先生(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=6045)は、工学部応用化学科教授として、18年前の平成4(1992)年度、秋山財団(http://www.akiyama-foundation.org/)研究(一般)助成金(100万円)を受賞し、当時の贈呈式・懇親会にもご出席されました。研究テーマは、「医薬品など生理活性物質合成を指向した高選択的炭素ー炭素結合形成反応」で、この年の選考委員長は、後に財団理事としてもご尽力頂いた米光宰先生でした。

秋山財団年報より:第6回研究助成(一般)で

秋山財団年報より:第6回研究助成(一般)で

  このレポートの最後に「ひとこと」として、次のように結ばれています。

―――日頃、学生には「重箱の隅をほじくったり、人真似のような仕事をするな。そして教科書に載るような研究をせよ」と言っている。この言葉は、実は私に対する戒めなのである。―――

最前列中央が秋山喜代理事長・その右が特別講演者の日野原重明先生、その後が鈴木章先生

最前列中央が秋山喜代理事長・その右が特別講演者の日野原重明先生、その後が鈴木章先生

1988年(平成4年)秋山財団初代理事長・秋山喜代から贈呈書を受け取る鈴木章先生

平成4(1992)年:秋山財団初代理事長・秋山喜代から贈呈書を受け取る鈴木章先生

当時の贈呈式後の懇親会で、鈴木先生(右端)

当時の贈呈式後の懇親会で、鈴木先生(右端)

 鈴木先生は、これまで各種の助成金を受け取られているのでしょうが、今から18年前に、秋山財団が研究助成金を鈴木先生グループに贈呈していることを、私たち財団関係者は大変誇りに思います。ノーベル賞・北海道・秋山財団が、鈴木章先生のご業績を通じて確かな繋がりとなりました、こんな嬉しいことはありません。これからも多くの北海道からの研究者が、世界に飛躍して頂きたいものですね。あらためて、おめでとうございます!!!

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