私は、札幌学院大学商学部(今年度から経営学部に改組http://www.sgu.ac.jp/management/index.html )の客員教授として、時々講義をしています。
先日は1年生200余名を対象に、「企業・組織と経営者の役割」と題して、経営の極めて基本的事項を伝えたつもりです。まだ、大学生活1か月少々のせいか、高校生の雰囲気も漂っていて、「経営」というテーマをどこの視点から、どの程度の深さまで語るのが適切なのか、若干の戸惑いもありましたが、別の意味では最初なので印象も強いはず、経営の面白さと楽しさも理解して貰いたいものとの欲張った気持もありましたね。「今という時代」、「日常活動としての経営」、「実際の社長の仕事とは?」、そして最後は「皆さんに期待する事」で結びとしました。今の閉塞する社会を打開するのは、間違いなくこの若い世代でしょう。
今年4月からの経営学部開設を記念して、数か月以内に「記念論文集」が電子情報で発行されると思います。そこに私も今回の講義と同じテーマ「企業・組織と経営者の役割」で投稿しています。この数年間、組織の責任ある立場の人間達の身の処し方に強い疑問を抱いていて、特に経営者の役割と責任の取り方について、こだわりを持っていました。「総無責任社会」とでも言えるような現状では、次を担う若い世代が全うに育つはずがありませんね。
1 月 18th, 2014 at 8:42 AM
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