今年の秋、どこか変?

Posted By 秋山孝二
Categoirzed Under: 日記
2 Comments

 我が家のささやかな庭、今年の秋は少々寂しい感じです。

 まずは柿の木、昨年の11月には柿の木に200個以上の実(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=6454)がなりました。今年はどう見ても数個ですね。

柿の木:去年は200個以上の実でしたが、今年は数個かも?

柿の木:去年は200個以上の実でしたが、今年は左側の数個かも?

 桃の木にも異変です、今年の5月、例年より少し遅めの桃の花(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=8727)が咲き、虫用とは言え、秋の実と香りを楽しみにしていたのですが・・・。ちょっと遅れた受粉時期に虫が居なかったのでしょうか、ゼロというのも初めてです。

桃の木:今年は実がゼロ?

桃の木:今年は実がゼロ?

 一方、今年初めて植えた一本の「ひょうたん」は、何とも自由奔放に勝手に育って、その一つは隣との境を越えていく勢い、大きな実をつけました。ものすごい繁殖力・生命力!です、このバイタリティに少し元気を貰います。

ひょうたんの実:大小さまざま

ひょうたんの実:大小さまざま

ヒョウタン:隣との境の生け垣まで延びました

ひょうたん:隣との生垣まで延びました

 「変」と言えば、財団事務所からすぐ近くに、今年は熊が出没して話題になっていて、近くの円山公園(http://www.sapporo-park.or.jp/maruyama/)にも警告看板がでています。最初にこのニュースを聞いた時、直感的に家の庭の異変を思い出し、どこか関連しているような気がします。

 「秋が変」ではなく、「春から変」なのでしょう、自然界の微妙・絶妙なバランス・タイミングを新ためて感じます。「平均気温」、「最低・最高気温」、「雨量」とかだけでは把握できない、「生態系」の奥行きと幅なのでしょうね。

2 Responses to “今年の秋、どこか変?”

  1. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 温暖化を肌で知る? Says:

    [...]  そう言えば、今年殆どならなかった柿の実(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10619)でしたが、昨年来ていた鳥たち(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7104)は今年はどうやって冬を過ごしているのか、気がかりですね。さらに、昨年秋に札幌に出没していた熊も、無事冬眠に入ったのでしょうか? [...]

  2. 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 2012年、深まりゆく札幌の秋 Says:

    [...]  庭の名月カエデ、ドウダンツツジも殆ど赤くなりません。ただ、昨年異常に少なかった柿の実(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10619)は、今年は実にたくさん成っています。開花時の虫が一生懸命働いてくれたのでしょう。熊の出没は、今年はかなり早い時期からでした。人間が自然に近づき過ぎた(?)のかもしれませんね。 [...]