小森陽一さん、語る!

Posted by 秋山孝二
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 グリーン九条の会が久しぶりに主催した講演会、小森陽一さんをお招きして『大江健三郎と私』と題して開催されました。

* これまでの『グリーン九条の会』の関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A

 当日会場は定員の100名を越える参加者でいっぱい、皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

 講演の最後に、私は主催者を代表して御礼のご挨拶をさせて頂きました。まずはお母さまを亡くされてまだ間もないお忙しい時期に札幌までお越し頂いた小森陽一さんに、そして暑い中お越し頂いた100名を越える参加者の皆さまにご参加への感謝の言葉。次に、私と大江健三郎さんとの出会いについて、1969年か70年、東京の豊島公会堂での夜の講演会、堀田善衛さん、小田実さん、大江健三郎さんの3人の講演会を西千葉から出かけて聴きに行ったこと。その時、堀田さんは哲学的な興味深いお話、小田さんは早口の高音での激しい内容、大江さんのお話は訥々とした話しぶりで内容も難しくよく理解できなくて忸怩たる気持ちで帰ったこと。それが、2011年6月、九条の会の毎年東京日比谷公会堂で開催される講演会で久しぶりに大江さんの憲法に関するお話を聞いて、大変感動して私のイメージが上書きされたこと、をご挨拶としてお話をさせて頂きました。その時の大江さんは、日本国憲法の前文に数回記載されている「~~決意する。」の言葉の意味を我々はもっと心に刻むべきだとの趣旨だったことをご挨拶に付け加えました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=8888

 2時間を越える講演会の後は、ごく内輪での懇親会。昔の学生時代の話から数々の話題も。私自身は少し下の世代の話で立場も違っての会話にアウェイ感いっぱいでしたが、それぞれのあの時代の想い出は懐かしかったですね。

 翌日の北海道新聞にはコンパクトに記事掲載されていました。