私は母校の学校評議員をお引き受けしてもう10年以上になります。毎年、北海道の公立高校卒業式は全日制、定時制ともに3月1日に開催され、私は学校評議員と学校林財団理事長の関係で毎年来賓としてご案内があります。私自身、自分の高校時代は、本州の大学受験と発表の間の時期で卒業式は欠席でしたので、数十年経ってから高校卒業式というものに出席するのを毎年楽しみにしています。コロナ禍で一昨年は外部の出席者は無しとのことでご招待も無し、昨年は来賓は出席できましたが、保護者は体育館とは別の第二体育館で各卒業生一人限定、今年も一人限定でしたが体育館で一緒の場での参加となりました。また、今年はマスメディアも解禁、テレビ局3社のカメラが入り、こぞって昼夜のニュースの中で報道していたようです。これも歴史の一コマです、札南高はコロナ禍でも卒業式を中止することなく大切な人生のイベントと受け止めて知恵を出し、広田校長のご英断で開催し続けた唯一の学校でした、素晴らしいことです。
私たち19期の時代は男子は詰襟学生服、女子はブルーの制服、数年後から私服になったようです、男女比も4対1、今年は何と72期、男女も半々!!、時の流れをあらためて感じたひと時でした。
* これまでの卒業式の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8D%92%E6%A5%AD%E5%BC%8F
ふと気が付いてみると、保護者席にいる方々が実は私の子供たちの世代なのかと。スマホ時代の今、ほとんど全ての保護者がビデオかスマホで撮影していました、そう言う私も、数年前までは来賓席では遠慮していたスマホ撮影、今年は何の躊躇もなくたくさん撮ってしまいました。昼のテレビ各社のニュースで、来賓席で撮影する自分がしっかり写っていて少し異様だったかなと、独り気にしてはいましたが・・・・?!!
定時制の卒業式、今年も卒業生答辞が素晴らしかったです、卒業生たちの未来に幸あれ、そう願った今年の3月1日でした。