北海道教育大学附属札幌小学校(http://www.hokkyodai.ac.jp/fuzoku_sap_syo/outline/)の「開校130周年記念式典・祝賀会」に出席しました。同窓会の副会長を拝命しているのですが、殆ど何のお役にも立っておらず心苦しいばかりです。お目出度い席でもありますので、今回、JR学園都市線・あいの里教育大前からゆっくり歩いて会場の小学校まで足を運びました。
* http://www.hokkyodai.ac.jp/fuzoku_sap_syo/alumni/130anniv.html
少し早目に着いたので、校長室で戸田まり校長と昨今の附属小事情をお伺いしました。実験校としての先駆的試みも多彩で、知的障害学級とのインクルージョンは、給食時、運動会他の校内イベントでもさらに積極的に推進しているようですし、教員の海外交流研修も盛んで、とても小学校での学習とは思えないプログラムにも驚きました。今後、秋山財団との何らかのコラボの可能性について、戸田校長も前向きでした、貴重なお話をありがとうございます。
これまでの附属小の歴史です(http://www.hokkyodai.ac.jp/fuzoku_sap_syo/outline/time_line.html)。
式典は形式的なものに加えて、「記念アトラクション~音楽と言葉と映像で綴る 附属札幌小の昔・今・未来~」が児童たちにより繰り広げられ、オープニングの金管バンド、「変わってきたもの」、「変わらないもの」、「変化していくもの」の流れに感動しました。最後の全体合唱、「この地球のどこかで(https://www.youtube.com/watch?v=GWEmUQfdTLo)」も素晴らしい曲でした。
式典を終えて余韻に浸りながら校舎を後にすると、130年の歴史を伝える藤棚が目に入り、4回目の校舎と共に移設されて、今も脈々と命を繋げていました。
夜は祝賀会が和やかに開催されました。札教育大・蛇穴治夫学長、同窓会・伊藤義郎会長、附属小学校・戸田まり校長と同じテーブルで、昔話、現状、実験校を取り巻く課題ばかりでなく、文部科学省の未来志向の教育方針の一端も伺えて、深いお話とともに楽しいひと時でした。
祝賀会の終わりは、校歌を参加の皆さまとご一緒に斉唱して、130年の時の経過と同時に変わらぬ伝統を実感した一日となりました。10月は同窓会関連の行事が目白押し、今週末は高校同窓会総会・懇親会、来月は中学校の70周年記念式典・祝賀会と続きます、温故知新、今、あらためて噛みしめる我が人生です。
<校歌>
* http://www.hokkyodai.ac.jp/fuzoku_sap_syo/outline/symbol.html
* http://www.hokkyodai.ac.jp/files/00002800/00002883/koka_2008.3.mp3