オレゴン・ポートランドの知人から

Posted by 秋山孝二
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 アメリカ・オレゴン州ポートランド市のヘンリー上野夫妻とは、もう20年以上のお付き合いになります。年始のご挨拶状で

「・・・ポートランドにも何年ぶりに本格的な冬がやって来ました。4・5日雪が降り続いています。全く久しぶりの寒さなので、一般の人はもとより若者たちは戸惑っています。・・・私どもはお陰様で元気です。二人とも80歳を過ぎました。凄いことです。幸せです。これからも数々の社会奉仕に頑張ります。」

数年前に札幌にいらっしゃった時、昼食をご一緒にしました。その時は奥様が空港で足を捻挫されて、歩くのにも不自由だったので心配していましたが、その後回復されてお元気な様子で安心しました。それ以上に「幸せです!」と80歳を超えたご夫婦がきっぱり宣言される所に、私は心温まる思いです。

札幌で食事をした時に、ブッシュ政権に話が及びました。私が「私の知っているアメリカ人、日本人で、ブッシュを支持する人は一人もいないですよ」と、事の弾みに口にしましたら、猛烈な反論にあいました。政権或いは政治の話題に対する真剣味の違いに少し戸惑った事を覚えています。食事後、「お食事中にあまり適当な話題ではなかったですね」と上野さんにお詫びを言われ、私こそ恐縮してしまいました。

20数年前に、ポートランド日系人会が企画する高齢者ホーム「憩荘(いこいそう)テラス」へ、札幌の経済人も寄付をしました。完成後数年経って見学に行きましたが、その時にも入居している多くの高齢の方々からお礼を言われました。「決して現地の日系人だけの為の施設ではありません。人種・民族を問わず、地域で高齢者を見守ることは大切だと思います。なぜならこの地域に大きな貢献をされた方々ですから・・・」と、中心になっていた方の言葉は印象的でした。月並みな表現ですが、「感謝の気持」を持ち続けることの美しさ、なのでしょう。