東京出張中に、時間が空いたので渋谷に足を延ばし、映画『子どもたちをよろしく(http://kodomoyoroshiku.com/)』を観てきました、衝撃的でした。丁度、Facebookでもお友達の企画・統括プロデューサーの寺脇研さんとジャーナリストの永田浩三さんのトーク企画もあり、さらに現在の子どもたちの状況を深堀りできましたが、想像を越える深刻な現実、観終わっての帰り道は気が重かったですね。
それぞれに闇を抱える子どもたち
文部科学省で長らく日本の子どもたちの実態と向き合ってきた企画・統括プロデューサーの寺脇研さん、企画には前川喜平さんが協力し、映画という形に仕上げたのは監督の隅田靖さん。
脚本・監督の隅田靖は本作についての思いを以下のようにコメントしています、HPより~~~~~~~~~
オリンピック、カジノ、万博…世の中が浮足立つなかで、子どもを巡る事件が、毎日のように報じられる。しかし、子どもたちの世界に目が向けられることは少ない。いじめに苦しみ、そのために死を選んでしまう少年、性的虐待を受け自らを「汚れた存在」と思い込んでしまい風俗産業に身を沈める少女、そんな彼らに、われわれ大人は手を差し伸べることができるのか。いや、アルコール依存、ギャンブル依存、対人依存、同調圧力など、大人社会にはびこる闇こそが問題の源なのではないのか。その問いかけを、観客の皆さんに投げかけたい――。それがこの映画を作った一番の狙いだ。映画の中の子どもたちは、悩み、苦しみ、他人を追い詰め、自分を追い詰めていく。子どもたちの心の中の闇を振り絞るような叫び!この叫びがあなたの胸に届くだろうか。
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「 ぼくたちの叫びが聞こえますか」というメッセージに、子どもたちが今抱えている闇の正体は一体何だろうかと私自身に迫ります。