新渡戸稲造夫妻が創設した「札幌遠友夜学校」を顕彰した札幌市資料館の記念室が、今月6日で閉鎖になりました。
資料の劣化が懸念され、北海道大学への寄贈との張り紙一枚。本来この学校は、民間の寄付で創設し、民間人のボランティアで50年間活動した事業です、それがいとも簡単に国立大学に「移転」される経緯は、札幌市教育委員会の市民に対する説明責任を全うしているとは思えません、理念、歴史の軽視であり、今を担う関係者の見識を疑います。
一昨年から下記の活動を行っている立場から、今後の札幌市における人材育成の原点として、広くそれらの資料を公開・展示することを強く申し入れしたく、また大学関係者の方々とも話し合いのテーブルを囲みたいものです。
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%81%A0%E5%8F%8B%E5%A4%9C%E5%AD%A6%E6%A0%A1