私が初めてジャンボジェット機に乗ったのは、今から40年以上前(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4431)の1971年12月、パンナムかJALのサンフランシスコからの便でしたが、機内の広さに驚きました。ANAは1979年からの就航だったようですね。
記録によると、日本航空は1970年4月に747-100型機を就航させ、2006年10月までは-100の発展型747-100B/SUD(アッパーデッキ延長型を運用していました。また、原型ともいえる747-100B(全3機)も運航していましたが、これは2006年初頭までに退役。-100Bは短距離機として-200Bと並行生産されたもので、世界でも日本航空とサウジアラビア航空しか発注していないそうです。日本航空の-100Bは後続機のSRの増備機で、このうちの数機が貨物型に改修されたようです。
この世界、この間の技術革新は目覚ましいものがあり、燃費、安全性、居住性等、次々と新しい機種の登場と老朽化により、いよいよ今年の3月末で退役です。
先日、羽田空港のANAラウンジロビーにも、「TAHNKS JUMBO!(http://www.ana.co.jp/thanks_jumbo/)」キャンペーンの案内が出ていました。
これまで私にとって、特に札幌ー東京間の移動が多かったので、実によくこの飛行機を利用してきました。いつも前方通路側でしたが、数年前のアフリカ行きの時は、機内満席、最後方座席で12時間、赤道を横切る揺れっ放しの苦行も。全てが懐かしい思い出となりました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3680)。
札幌ー東京間の距離でジャンボジェット機のような大型機種を導入している路線も他に例がないですよね。これからは利便性、経済性から言っても、中型機時代の到来のようです。
あと2か月少々、何回かの出張ですが、味わって乗らなければジャンボジェットに失礼かと思っています。