以前から注目をしていたチェロのミッシャ・マイスキー(http://www.samonpromotion.com/jp/artist/index.php?i=37)のリサイタルがさっぽろキタラホールであり、初めて彼の演奏を前から三番目の席で聴きましたが、まぁーすごい演奏でした!モスクワでロストロ・ポーヴィッチに師事したと彼の経歴に書いてありました。
以前この欄にこんなコメントも書きました、若き日の私のチェロ演奏の写真も掲載しています(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4859)。
http://www.youtube.com/watch?v=MxXTDzaOZG8
ミッシャ・マイスキーは繊細な演奏なのかと思っていましたら、とにかく気迫も含めて力強さが2時間目いっぱい伝わってきました。ハイポジションが得意なのでしょうね、弓の圧も強いのと、ビフラートも実に丁寧。黙想する姿での演奏と相まって、音楽を通して思索するマイスキーに感動しました。
チェロの名曲と言えばサン・サーンスの「白鳥」でしょう(http://www.youtube.com/watch?v=Mvh4zEKG2zs)。ヨー・ヨー・マの演奏と比較すると持ち味の違いが面白いです(http://www.youtube.com/watch?v=zNbXuFBjncw)。