新春早々、演劇関係のイベント・フォーラムが目白押しです。
まずは、「Zooサロン:http://www.h-paf.ne.jp/salon/index.html」。今年最初のサロンでは、盛りだくさんの表彰と「2012札幌劇場祭:http://www.s-artstage.com/2012/」において、「素麺」でTGR大賞受賞された劇団弘前劇場(http://www.hirogeki.co.jp/)代表の長谷川孝治さんも、超多忙の中、お越し頂きました。
表彰も続きました。 「橋本久明賞」は、札幌座の発展にご尽力された故橋本久明元TPSくらぶ(現札幌座くらぶ)会長の功績を称え、2005年に創設された賞。前年に最も札幌座の活動に貢献した劇団員に贈られます。今年は昨年に続き、高子未来さんでした。
「【Re:Z】大賞」は、シアターZoo提携公演【Re:Z】において、観客を魅了し、最も優れた舞台を創造した劇団・演劇人に贈られる賞。副賞は2013年札幌劇場祭参加権と賞金。今年は「WATER 33-39」でした。
「らてるね賞(北海道演劇宣伝美術大賞)」は、演劇を下支えする宣伝美術の担い手を励まし、小さな灯り(ラテルネ、ランタン)で照らすささやかな個人賞。伏島信治さんが主宰しています。今年の大賞は長尾修治さん、優秀賞は温水沙知さん、小島達子さんでした。
一方、「このひとと語ろう」シリーズの第三弾、(株)電通北海道(http://www.dentsu-hokkaido.jp/)社長の高堂理さん、劇団千年王國(http://sen-nen.org/)主宰の橋口幸絵さん、司会は北海道教育大学の閔鎭京さんでした。
高堂社長の音楽・演劇への高い見識ほか、お三人の軽妙なトークは時の経つのも忘れるほど楽しいひと時でした。企業経営者と演劇人とのこのようなコラボレーション、少しずつ拡げていくと面白い展開が期待できますね。 第2回目は秋山財団で、恥ずかしながら私も登場しました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15265)。
もう一つ、北海道教育大学特別公開講座「新国立劇場の現場より~舞踊チーフプロデューサー、研修主管として見た舞台芸術と劇場~」と題して、永田宣子(よしこ)さんのご講演がありました。新国立劇場(http://www.nntt.jac.go.jp/)で活躍する永田さんのお話、DVD映像は、バレエ舞台創りの魅力、舞踊鑑賞の楽しみ方、次世代芸術家育成について等、参加した方々に大変示唆に富むメッセージでした。
新年早々、濃い演劇関連のイベントが続きました、これからも楽しな札幌・北海道の演劇です。