学生たちが反戦デモ!

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 イスラエルのガザ侵攻に反対して、アメリカ・ヨーロッパの名だたる大学で反戦デモが起こっているニュースが連日報道されています。

* https://jp.reuters.com/world/security/LYZWJTGHBBPVXNDSKUVABL4YCA-2024-05-03/

ニューヨークのコロンビア大が15日に予定されていた全体卒業式を中止にしたそうです。 大学側は「全体の卒業式でなく学生が同僚と共に個別に祝う単科・学科レベルの記念式を中心に行うことにした」と伝え、行事場所もキャンパス内でなく外部の総合運動場に変更しようです。

 それ以外でも、学生たちの抗議行動で掲げている条項は多岐にわたり、特に資金提供につながる投資関連にも言及しています。

 この秋の大統領選挙にも影響を及ぼしそうな行動になっているのがすごいですね。

 私の世代は、ベトナム戦争反対を背景とした1960年代後半の世界的なスチューデントパワーの高まりとその後のヨーロッパ各国での政治体制の変革、革命、そんな時代を生きてきました。今、世界各地で勃発する戦闘・戦争、歴史から学ぶことなく戦争を引き起こす輩が絶えません。今の自分に何ができるのか、そんな悶々とした気分でモーニングショーを観ていました。

* 映画『いちご白書』ネタバレあらすじ結末と感想|映画ウォッチ (eiga-watch.com)

公開稽古 @ 北八劇場

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 今月11日から『ジョブキタ北八劇場』のこけら落とし公演『あっちこっち佐藤さん』の初日前の稽古が二日間それぞれの方々に公開されました。

* 『ジョブキタ北八劇場』秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

* 『あっちこっち佐藤さん』公演日程・キャスト発表! | 一般財団法人 田中記念劇場財団 (tmtf.jp)

 一日目は、普段なかなか演劇を観る機会に恵まれないお子様連れの親子の回、夜は今回の演目に因んで佐藤姓のみの方々、二日目は一般の方30名程度限定で。私は二日目に参加しましたが、普段なかなか観ることができない稽古風景は面白かったですね。

 場面を区切っての繰り返しの振り付け検討、セリフの修正等、きめ細かな演出家の指摘にテキパキと応えて演じる俳優に皆さん、11日からの1か月ロングラン公演は楽しみです。

札幌駅から地下通路で

札幌駅から地下通路で

新しい空間から二階へ

新しい空間から二階へ

私、副代表幹事に就任!

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 北海道経済同友会 (hokkaido-doyukai.jp)の副代表幹事に、この度私が就任しました。1996年から幹事になって以来28年間お世話になっていて、この間、私は所属・役職変更が6回もありましたので今さらという感じではありますが。経済同友会は基本的に経営者個人の登録が基本なので、札幌・北海道をこよなく愛する私は永らくここで研鑽を積まさせて頂いています。

* これまでの経済同友会関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

* 経済同友会の歴史ーー> 経済同友会の歴史 | 経済同友会 (doyukai.or.jp)

 先日の年次総会後の懇親会で、簡単に就任ご挨拶をさせて頂きました。私には経済同友会幹事のロールモデルがあり、それは「2013年にお亡くなりになった東京の経済同友会終身幹事の品川正治さんです」とお話しました。

< 品川正治さん関係の記事 >

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 品川正治さん、逝く (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 「品川正治さん」お別れの会 (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 品川正治さんが問いかけたもの (akiyama-foundation.org)

品川正治 に対する画像結果

 役職・所属は代わっても、私がこよなく北海道を愛する気持ちには何も変わりがありません。これからも一経営者として自らの時代認識を研ぎ澄まし、理想を掲げて社会の羅針盤的な発言を続けていきたいとあらためて決意した次第です。

常見陽平くん、ガンバって!

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 高校のはるか後輩で昨今の若い世代の意識を積極的に発信している常見陽平くんが、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」に時々出演し始めています。率直な物言いは痛快ですが、前回はかなりカメラを意識してかえって不自然な笑顔がぎこちなかったように私には見えましたが、解説は簡潔明瞭でこれからも楽しみです。

* 常見陽平ーー> 陽平ドットコム~試みの水平線~  (yo-hey.com)

 同じ番組に時々温暖化等の気象関連トピックで出演する立花義裕教授「三重大学気象・気候ダイナミクス研究室(気象学・気候力学・気候変動) (mie-u.ac.jp)、彼も同じ高校の11年後輩、ユニークな海洋温暖化による気象変化の解説が面白いです。

 メディアに登場する後輩たちを見るのは心地よく誇らしい気持ちになります。そう言えば、残念ながら急逝した外岡秀俊くんも私の3つ後輩、朝日新聞記者として活躍し、最後はフリーのジャーナリストとして札幌に戻ってきていました。

* 外岡秀俊くんの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

外岡秀俊さんの言葉~明晰な文章で本質を究めようとした記者の鮮やかな軌跡 - 川本裕司|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

笠谷幸生さん 旅立ち

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 先日、永らく日本のジャンプ陣に貢献された笠谷幸生さんがお亡くなりになったとの報に接し、私も深い悲しみに沈みました。

 1972年の冬季オリンピック札幌大会は、私にとっても大変良き思い出です。というのもちょうど大学を1年間休学してアメリカ・カナダを旅行して帰国後、このオリンピック開催期間に札幌でスウェーデン大使館の方々の送迎車の運転手をやっていたり、開会式、70メートル級純ジャンプの競技場で応援をしていたからです。そして後に『日の丸飛行隊』と呼ばれるようになった金銀銅メダル独占の快挙を成し遂げたその場に私も居合わせたのです。また、彼のお兄様の笠谷昌生さんは冬季オリンピック長野大会で、審判員として日本選手団金メダルに貢献しました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 長野冬季五輪、感動の実話! (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 映画『ヒノマルソウル』 (akiyama-foundation.org)

*  ’71 北アメリカへの一人旅

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA

 この表彰式の現場にも私は居て大いに興奮したのを覚えています。その場に密集して立ってた観客は一生懸命に拍手していたのですが、手袋をしてだったので音が出にくく、それでも皆さん歓声を挙げて興奮していました、忘れられない時間でしたね。

 訃報は北海道新聞に一面ほか大きく記事掲載されていました。後で道新関係者の方にお聞きすると、笠谷選手逝去の記事扱いについては年代によってずいぶん異なっていたようで、私の世代周辺は大功労者だから当日は当然一面ほか、連日大きくその業績を取り上げるべきだと主張していたとか、若い世代はポカンとしていたそうです、面白いですね。

 いずれにせよ、日本のジャンプ陣をけん引してきた笠谷幸生さん、どうか安らかにお眠りください。

経済同友会全国セミナー 2024(4:最終)

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 翌日の地元新聞朝刊。

 二日目もまた内容の濃いセッションと特別講演でした。

 特別講演は『貪から貧へ~生き方の転換~』と題して、曹洞宗大本山永平寺の副監院・西田正法さん。

* 【公式サイト】大本山永平寺ホームページ (daihonzan-eiheiji.com)

* 西田正法師(大本山永平寺布教部部長) 永平寺の七堂伽藍と修行 - IT記者会Report (itkisyakai.com)

 漢字を読み解き、両方の字に共通する「貝」はお金・財団の意味、「」の本来の読みは「とん」で「」むの意があって、財産を自分だけに囲い込み飽くなき求める姿を意味し、それに対して「」は「」け与えるの意、他人の為に生きる姿を現していると。更に、「縁(えん)」には良い・悪いはなく、全て自身がどう関わるかに掛かっているとおっしゃっていました。

 今回の福井大会、新幹線開業と相まって、大きな盛り上がりで終了しました。二日間の会場では、新幹線開業祝いの記念ペットボトルのお茶も用意されてホスピタリティ満載でした。来年は広島での開催、また多くの皆様とお会いできるのを楽しみしています。

経済同友会全国セミナー 2024(3)

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 第36回の経済同友会全国セミナーはテーマ『どうする!人口減少 NIPPON~“幸福度日本一”の地で考える~』、1,200人の参加者で盛大にかつ内容濃く開催されました。

* 全国セミナー福井大会開催について|福井経済同友会公式サイト (f-doyukai.jp)

* 経済同友会 福井大会 - 検索 動画 (bing.com)

* 【特集記事】第36回全国経済同友会セミナー福井大会 (1).pdf

 オープニングは福井県立福井商業高校チアリーダー部「JETS」のパフォーマンス、舞台にくぎ付けでした!!

* 福井商業高等学校チアリーダー部 JETS in 全日本チアダンス選手権大会 2019 決勝大会 (youtube.com)

 続いて最初のセッション、次のセッションと続きました。

 一日目セッション終了後の懇親会では、『チア―ドリームプロジェクト』によるパフォーマンス、参加者はアナウンスも無いのにどんどん前の方に集まっていました?!!

* 福井からチアの魅力を発信社会に元気と笑顔を|チアドリームプロジェクト (cheer-dream.jp)

 さらに全体の懇親会後は場所を移して北海道経済同友会の参加者の二次会も。参加の皆さんは濃密な内容が続いていたにもかかわらず、疲労感も見えずに最後まで元気でした。

丸谷代表幹事のご挨拶

丸谷代表幹事のご挨拶

経済同友会全国セミナー 2024(2)

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 福井二日目、早朝にホテル近くの福井城跡・お堀をぐるりと散歩。コンパクトな中、桜はほぼ終わりでしたが一本だけはまだ咲いていました、ピリッとした朝の空気が新鮮でしたね。

 本丸跡には福井県警本部、福井県庁建物、その横には基礎石と井戸も見学できました。

 北海道生まれの私にとっては、お城はどの土地に行っても魅力的です!ここを通ってから午後の全国セミナー会場に向かいました。

経済同友会全国セミナー 2024(1)

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 第36回を迎えた『全国経済同友会セミナー』、今年は福井で開催されました。私はこの全国セミナー、もう15年以上連続で参加しています。今年元旦に能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県ですが、一方で3月16日に北陸新幹線福井・敦賀間が開業したこともあり、今、北陸が注目されています。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 その中で私も2012年、パネリストの一人として分科会で登壇しました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 経営者たち、変わる認識 (2) (akiyama-foundation.org)

 今回私は、前日に札幌から小松空港に飛び、バスで新幹線小松駅に移動して新しく開業した北陸新幹線に乗って福井駅に到着しました。

小松駅はまだ発展途上?

小松駅はまだ発展途上?

小松製作所城下町

小松製作所城下町

車内はまだまだ閑散!

車内はまだまだ閑散!

 福井駅前広場には動き、鳴く恐竜たちがお出迎え、壁からも恐竜が飛び出したりして!!

台湾から学ぶ災害対応

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 『羽鳥慎一モーニングショー』ではタイムリーな話題を掘り下げています。先日は、台湾の地震被害の迅速な対応と日本のそれの比較を行い、課題を炙り出していました。

 日本でも災害対応の研究者の方々も示唆に富んだ指摘をしています。私たちの財団が応援してきている根本昌宏先生もその中のおひとりです。

* 根本昌宏先生関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 一方、日本における課題は山積しています。

『バタフライエフェクト』(25)

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 NHK総合『映像の世紀~バタフライエフェクト』シリーズは、これまでにも大変貴重な視点から歴史の連鎖を捉えた優れた番組だと思っています。先日の『東京裁判』では、それに先立った『ニュールンベルク裁判』の理念からの流れを映像で追いかけていました。

* ニュールンベルク裁判ーー> https://rekisiru.com/6772

* 『映像記録 東京裁判』 HPより~~~~~~~

 アメリカなど11か国が裁判官と検察官を務めた東京裁判は、日本の戦争指導者の責任を追及する様子を世界に発信するため、照明など撮影に万全の体制を整えた法廷で行われた。被告人25人のうち7人に極刑が言い渡された。傍聴していた作家・川端康成は、「劇的な人間の生と死との分れ目を私は眼前に見て、深く打たれるものがあった」と記している。東条英機、広田弘毅など戦争指導者が裁かれた東京裁判の2年6か月をたどる。

~~~~~~

『ニュールンベルク裁判』にメディア記者として出席していた後の西ドイツのヴィリー・ブラント首相の議会での演説も奥深いです。

 その後の極東裁判でも先立って開催されたニュールンベルク裁判の理念が引き継がれました。

『185頭と1人』 @ NHK

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 福島の「牛飼い」吉沢正巳さんを追いかけたNHK総合の番組『こころの時代:185頭と1人』は、「いのちとは何か」を深く考える素晴らしい内容でした。

 福島県浪江町にある「希望の牧場」。

希望の牧場 公式チャンネル - YouTube

 原発事故により出荷できなくなった肉牛を飼い続け、自らを「牛飼い」と呼ぶ吉沢正巳さんが「命の意味、生きている価値」を問い続ける日々を追った番組です。「どんな命にも意味があり、それを全うするべきだ」との信念から、原発事故で出荷できなくなった肉牛の世話を続け、全国から寄付を募り商品にならない牛に餌をやり、生かし続ける日々。

 汚染牛を一切処分せず、自然の流れのまま命を全うさせようと懸命に世話する姿を追う姿、特に牛の命の看取りの場面に言いしれない感動を覚えます。

 ある時期は渋谷の街頭で自らの主張を訴え、多くの人々の賛同を集めたりはしたけれど、必ずしも持続した応援の力にはならなく、いつか一人去りまた一人去っていく状況も。

 これまでの多くの支援にもかかわらず、原発事故から13年がたち、高齢により衰弱する牛たちを看取りながら、果たして生かすことに意味があるのか、一見無意味にも思える営みを続ける吉沢正巳さん、命と向き合う日々の現実と向き合っての取材に基づいた番組は心を打ちました。

トルコ&能登半島地震からの学び

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 NHKハートネットTV『一人ひとりの力を信じて 〜トルコ・能登半島地震 支援の現場から〜』は、被災地の現状や復興の進捗について紹介されていて、その災害と向き合う姿勢から多くの学びを得ることができます。

~~~~~~~~~~~NHKのHPより

 去年2月のトルコ地震と今年1月の能登半島地震。国境を超えて支援に奔走する神戸の災害ボランティア団体の吉椿雅道さん。「復興の主役は被災した人」を信条にトルコでは最大の被災地・ハタイ県で住民の声に耳を傾けながら、住宅再建に取り組む。能登で目の当たりにしたのは行政の支援やボランティアもいない中、自分たちで避難所を運営する住民たちの姿だった。被災者一人ひとりの力を信じて格闘を続ける吉椿さんの日々に密着。

~~~~~~~~~~~

  トルコ地震(去年の2月)と能登半島地震(今年の1月)について、神戸の災害ボランティア団体の吉椿雅道さんが国境を超えて支援に奔走しています。吉椿さんは「復興の主役は被災した人」という信念のもと、トルコの最大被災地であるハタイ県で、住民の声に耳を傾けながら住宅再建に取り組んでいます。能登では、行政の支援やボランティアが不足している中、住民たちが自分たちで避難所を運営している姿が目撃されています。吉椿さんは被災者一人ひとりの力を信じて格闘しており、その日々に密着して紹介しています。

 一つ一つの言葉から、地域の住民のその土地に対する敬意と信頼の篤さ、その土地への感謝の念が伝わってきて、自然界の恵みと災害を受け入れてなお共に生きていこうとする力強さとレジリエンスを感じます。

高校入学式に思う 2024

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 先日は、公立高校の全日制・定時制それぞれの入学式が行われました。私は学校林財団理事長として毎年出席しています。今年は式の前後、校長室で今の高校生の様子ほか、いろいろお話を聞くことができました。
 その中で、昨今の校是『堅忍不抜、自主自立』について、今からもう50年以上前の私の高校時代は、確か『質実剛健、堅忍不抜』、さらに『自由闊達』だったように記憶しているとお話したら、校長は、「そうなんです、実は今から10数年前に君が代・日の丸問題が勃発して、どうやらそれ以来、『堅忍不抜』は残り、『質実剛健、自由闊達』の文字が校是から消えて『自主自立』に代わったようです」とのお話。ただ、校歌には以前の校是が織り込まれているとも、一番が『質実剛健』、二番が『堅忍不抜』、三番が『自由闊達』と。
~~~~~~~~~~~~
戸津 高之 作詞
小泉 正松 作曲

1.朝に望む藻岩嶺に
夕べ河畔の豊平に
三年の春のいそしみを
共に励まし競いつつ
ああ若人のこの集い

2.年の半ばを振りうずむ
雪にきたえし精神は
堅忍不抜ゆるぎ無き
我が先人の旗印
ああつぎ行かんこの誇り
3.歴史は古りし学び舎に
世紀のいぶき高くして
希望あふるる自由の地
我等が使命謳わなん
ああ札南の我が母校
~~~~~~~~~~~~

 時代時代とともに言葉・表現は変わるのでしょうが、そんな中でも高校の伝統を守り続けている姿を見ると、これまでの学校教育関係者の皆さんのご尽力に頭が下がる思いです。

大倉喜八郎の功績

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 NHK総合『知恵泉』、今回は『大倉喜八郎』の人生・功績の紹介でした。渋沢栄一とほぼ同時代を生きた明治の実業家、経歴の冒頭には「武器商人」と記載されていますが、彼の思想から学ぶことは多いですね。

* 大倉喜八郎ってどんな人?大倉財閥、大成建設との関係 | 文京つーしん (bunkyo-tushin.com)

~~~~~~~~~~~~~~NHK総合HPより
大倉喜八郎 富は社会に還元せよ!

 大倉は私財を投じ日本初の私立商業校を建設。英語を必須科目とし実学を重視。自ら教鞭(べん)をとった。「命をかけても契約を全うすることで、道を開いた」など、体験に基づいた教え。そこから数多くの起業家が誕生した。さらに大正7年、大倉は日本初の私立美術館「大倉集古館」を一般に公開。きっかけは、廃仏毀釈で仏像が壊され海外に持ち出されるのを見たことだった。大倉は、それらの貴重な文化財を、借金までして買い集めた。

~~~~~~~~~~~~~~

 渋谷スタートアップ会社(JOIN THE STARTUP COMMUNITY IN SHIBUYA (upshibuya.com))の渡部志保社長。どこか今の時代に共通する理念がありそうです。

* 大倉喜八郎 珠玉の名言・格言21選 | 心を輝かせる名言集 (soul-brighten.com)

 明治初期・中期に活躍した実業家は江戸時代に基礎教育を受けているのですよね、人間教育というか人格形成への情熱は、明治期の富国強兵・殖産興業という時代よりも充実していたのかもしれません、渋沢栄一、大倉喜八郎の業績を振り返って私はそう思います。そして、今の時代、日本の経営者をはじめとしたリーダーに欠けるのは高邁な理念なのではないでしょうか。

ブダペスト『母子像ふるさと』 2024春

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 ハンガリー・ブダペストから送られてきた最近のブダ城ウィーン門『母子像ふるさと』、像の周りがきれいになり一層素晴らしいですね。

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 後ろがウィーン門城壁です。

 ブダペストのゲレルトの丘の途中にあるブロンズ製『哲学の庭』彫刻群、以前、大掛かりな窃盗団によって一部が持ち去られ、数年後に修復されましたが、この『母子像ふるさと』はそんな教訓からも「石彫」として建立されています。観光地としても有名なブダ城ウィーン門入り口横で多くの方々の目に触れています、嬉しいですね。

セミナー後のパーティで!

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 昨年のコロナ明けから、次第に大人数のセミナー・懇親会等も復活してきました。皆さんそれぞれリアルのコミュニケーションの価値を再認識したのでしょうか、以前にも増して新鮮な会話の楽しさを味わっている気がします。

 先日は東京で投資関連セミナーとその後の懇親会、広い会場に300人程の着席での出席者、密な交流が楽しいひと時でした。

 テーブルにはフルコース仕様のセット、スパークリング・白・赤のワイン!!

 デザートのスイーツもオシャレですね。

 私自身は以前に比べて出張は減っていますが、これという集まり、打ち合わせには万難を排して変わらず出席している昨今です。ただ、航空会社のマイレージによるステイタスは20年振りくらいにランク落ち、ラウンジ・国際線チェックインでは少し不便になるのかもしれませんね。昨今のステイタス基準はクレジットカードとかグッズ販売金額のウエイトが高くなって、以前より遥かに購買意欲を高めに誘導する施策に代わり、本来の飛行機便利用のマイレージサービスとは変化して何だか不満が積もりますね。先日、スイス人の方も同じようなことを言っていました、特に国際線では従来のステイタス優待よりも様々なローコスト・キャリア―も増えて、そろそろマイレージを追いかけるのは止めた方がいいのかと。ふと、そんな思いも頭をよぎったり、でした。

『レジリエンス』に感動!!

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 今年の札幌は、2月3月に雪がかなり降り、家の前の道の除雪もこれまで以上にブルが雪をサイドにはね上げたせいで、ドウダンツツジの生垣はすっぽり雪・氷で覆われてしまいました。3月下旬から春の日差しと日中の気温上昇で雪は融けてはいきましたが、例年になく生垣を覆っていたので、植物の枝が折れているのではと心配になり、先日の土日をかけてスコップで何とか取り除く作業を繰り返しました。すると日を追うごとにドウダンツツジの枝は以前の姿を取り戻すかのように上を向き始め、細い木々に芽も出しているではありませんか。

 一番心配した入り口塀の横、ブルが高く雪山を作って、それが氷の塊となって覆いかぶさっていた部分も、雪山を注意深く取り除くといくつかの枝は折れてはいましたが、何とか太い幹は生き残り大丈夫そうで少し安心しました。植物の『レジリエンス』というのでしょうね、何とも愛おしく力強さにも感動したこの数日です。

 『レジリエンス』という言葉は、昨今は時々目にしますが、私は10数年前の枝廣淳子さんの東京で開催された連続ワークショップで初めて耳にしました。「復元力」とか枝廣さんは「しなやかな回復力」とかと訳していたような気がします。その後も3・11とか様々な災害からの復興にも、社会科学の世界でしなやかで力強い再生という意味でも多く目にする昨今です。

* 『レジリエンス』関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

* ドウダンツツジ関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

SDGs甲子園 2024

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 今年も『『SDGs QUEST みらい甲子園 公式サイト』』、皆さん頑張りました。秋山財団からは大原常務理事が参加しました。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

~~~~~~~~~~~今年度の表彰対象ほか

<SDGs QUEST アクションアイデア最優秀賞>

* 北海道剣淵高等学校

チーム名:ユニバーサルナマズジャパンUNJ

プラン名:SDGsのトライアングルミミズとナマズとアクポニで町活性化

<SDGs QUEST アクションアイデア優秀賞>

* 北海道札幌視覚支援学校

チーム名:STELLA(ステラ)

プラン名:未来への一歩~多くの人にSDGsに関心を持ってもらう方法~

<コープさっぽろ賞>

* 北海道札幌北高等学校

チーム名:札幌北高校家庭クラブ

プラン名:消費の力で世界を変える ~みんなが主役!Wise User~

<秋山記念生命科学振興財団賞>

* 函館ラ・サール高等学校

チーム名:タイのレモンだもん!美味しいもん!

プラン名:レモンが貧困を救う (100本のレモンの木プロジェクト開始)

<大和リース賞>

* 北海道中標津農業高等学校

チーム名:北海道中標津農業高等学校 植物活用研究班(野菜班)

プラン名:微生物の力で生産性向上!光合成細菌を用いた地場産野菜の生産

~~~~~~~~~~

 その他ファイナリストチームは以下の通りです。

* 北海道名寄高等学校

チーム名:北海道名寄高等学校SPT

* 北海道札幌西高等学校

チーム名:くぎ&たけ

* 北海道大野農業高等学校

チーム名:果樹専攻班

* 市立札幌藻岩高等学校

チーム名:ACTA

* 北海道旭川農業高等学校

チーム名:アグリデザイン班2年

* 札幌日本大学高等学校

チーム名:札日北広活性化班

* 市立札幌藻岩高等学校

チーム名:Pile up

~~~~~~~~~~~~

 今年の<秋山記念生命科学振興財団賞>は、函館ラ・サール高等学校「チーム名:タイのレモンだもん!美味しいもん!」の『プラン名:レモンが貧困を救う (100本のレモンの木プロジェクト開始)』でした。受賞式後に函館ラサールの生徒さんと顧問の先生、大原常務理事と記念撮影も。

「きたネット」、 解散へ

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 「NPO法人北海道市民環境ネットワーク★きたネットWeb (kitanet.org)」解散の件、大きな記事になりました。今年6月の総会で解散を決めて最終的に完了するのはこの秋になるでしょう。

 北海道新聞3月24日(日)朝刊~~~~~~~~

道内各地の環境活動支え22年 きたネット理念は消えず 「扇の要」23年解散へ
 自然保護や環境保全に取り組む道内のNPOや市民団体を支えてきた中間支援組織「NPO法人北海道市民環境ネットワーク(きたネット)」が今年、解散する。2002年の設立以来、生物多様性や地球温暖化、野生動物と人とのかかわり、ごみの問題など、広く環境を巡る課題に各団体と連携して向き合ってきた。前理事長の秋山孝二さんと現理事長の金子正美さんに、きたネットの活動を振り返ってもらい、次世代に託す思いを聞いた。(編集委員 関口裕士)

 私の発言はおおよそ以下のとおりでした。

~~~~~~~~~~~

Q きたネットの活動を一言で表現してください。

秋山 「接着剤」の役割を果たしたと思います。環境問題に取り組む人たちのネットワークを広げました。

Q 私にとって、きたネットは環境活動の「扇の要」でした。解散は残念です。

秋山 環境保全など公益活動に対する企業の姿勢が変化しました。中間支援組織を支援するよりも企業が直接、自らの看板で動くようになった。同時に会員団体もそれぞれ自前でできることが増えました。きたネットは当初の使命を果たしたと言えます。
秋山 活動の現場は市町村にあるし、政策は国で決めるとなると、道の存在感はどうしても薄れてしまいます。でも本来、北海道は三つの海に囲まれた島で独立性が高い。道には、中央ばかり見るのでなく、もっと独自性とリーダーシップを発揮してほしいと思います。

Q きたネットが活動した22年間に起きた出来事で、私が最も衝撃を受けたのが2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故でした。道内の環境活動にも大きな影響を及ぼしたと思います。当時理事長だった秋山さんはその後の動きをどう見ていますか。

秋山 3・11の後、いわゆる環境系の人の多くがエネルギー問題に取り組みました。きたネットから派生する形で「北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク」も生まれました。原発に頼らず再生可能エネルギーで道内全ての電力を賄うことを目指す団体です。今の生活は持続可能ではない、社会を変えないといけないと多くの人が考えたと思います。

Q でも、あまり変わらなかった気がします。

秋山 社会全体の意識を変えるにはやっぱり20年、30年かかるんだと思います。若者の中には私たちにない発想で新しいシステムを作ろうとしている人たちがたくさんいます。自分たちの世代ができなかったことを反省しつつ、次の世代に期待しています。

Q きたネットは解散しても環境や社会を良くする活動は続きます。その担い手に望むことはありますか。

秋山 企業が社会貢献活動をする機運は高まっています。北海道を応援し、そのために活動する人たちを支える企業がどんどん出てきてほしいと思います。

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 これまでの素晴らしい活動は、宮本さん、黒子さんのお二人の事務局のお陰に尽きます、心から感謝致します。