附属札幌小学校140周年!

Posted by 秋山孝二
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 先日は、北海道教育大学付属札幌小学校開校140周年の式典・祝賀会があり出席しました。私は、若手の皆さまから依頼を受けて伊藤義郎前会長の後を引き継つぎ、昨年から同窓会会長に就任しています。

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 記念品として紅白のお餅を頂きました!

 夜は会場を来年2月をもって取り壊しになる札幌パークホテルで祝賀会が開催され、130名の出席で大いに盛り上がりました。

 私はこの祝賀会の場で来賓祝辞を頼まれたので、以下のようなご祝辞を述べました。
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 今年、北海道教育大学附属札幌小学校開校140周年をお迎えしたこと、誠におめでとうございます。今日ここまで教育現場でご尽力頂いた全ての関係者の皆さまに、心から感謝すると共に敬意を表します。これまでの同窓生は9,400名程度なのですね140年で、大変な「選ばれし者たち」です。
 昨今の生成AI時代は目を見張るばかり、このような祝辞についてもキーワードを入れると10数秒で素晴らしい文面が出来上がります。私はここでは、そんなメッセージとは一線を画してお祝いを申し上げたいと思います。
 私は50年以上前に、東京都江戸川区で公立中学校の理科教諭として教育現場に携わっておりました。授業では実験を中心に6クラス、例えばブンゼンバーナーを使ったり、カエルの解剖で生徒たちと悪戦苦闘していました。小学校年限で経験済みのはずのアルコールランプに火をつけるとか、試験管を洗うとかの体験を経ていなかったからです。
 今年7月に「令和8年度全道教育研究大会」が附属小学校で開催され、テーマは「“わたし”がそこに在る学校~子どもが『自走』する授業」でした。私もご案内を頂いて何とも懐かしく、研究授業・分科会を覗いてみました、その一コマは理科、「電池の数と電流の大きさの関係」というチャレンジングな授業、先生は従来と比べるとじっと児童たちのありのままの疑問に耳を傾けて、それぞれ独自の考えを黒板に列挙していました。かなり時間を掛けての展開、終了後の先生たちの分科会では、案の定、これまでのように概念を先に教えた方が理解しやすいのではとの意見も出ました。それに対して総括発言者のお一人が、理科と言う授業の目的は、目の前の事象・感覚を先ずは大切にして仮説を立て、それを実験による数値で検証して裏付けを得たり、予想外だったりして新たな気付きを学ぶこと、とおっしゃっていました。
 午前のプログラム終了後に、校長室で昼食を頂きながら神林(かんばやし)校長とお話をさせて頂いた時に、本校では日々の授業の中で「探究」、「共感」、「自己認識」を大切にしており、これが本校の目指す子どもの姿です、とおっしゃっていました。生成AI到来の時代、今こそこの附属札幌小学校が掲げる「子どもが『自走』する」、自分の頭で考える教育の実践が、究極の価値を創造すると確信しています。このような教育を受けた子どもたちが、現在埋没する日本の中で、「北海全道の模範の誉れ」に留まらず、全国、世界に羽ばたくことを信じ、祈りながらお祝いの言葉と致します、ありがとうございました。
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 その後、乾杯の後の懇談の時間では、思いがけない出会いや懐かしいお話の数々で、これまでの小学校へのご尽力頂いた方々のご紹介を含めて、祝賀会は大いに盛り上がりました。これからの益々の発展を期待したいですね。