今年9月、秋山財団贈呈式で特別講演を予定している奈良・薬師寺の大谷徹奘執事長からお誘いがあって、先日はルスツにある「ヒノキ新薬株式会社(会社概要 | ヒノキ新薬株式会社 (hinoki.co.jp))」の「ルスツ山寮」に行きました。今年3月に文化庁の『登録有形文化財』に指定された建物で、その祝賀と大谷執事長の還暦お祝いを兼ねて、茶の湯とご講演でした。
* ヒノキ新薬株式会社ルスツ山寮 文化遺産オンライン (nii.ac.jp)
* 有形文化財にヒノキ新薬ルスツ山寮 故白井氏設計洗練のデザイン 高い評価、喜ぶ地元:北海道新聞デジタル (hokkaido-np.co.jp)
広大な敷地に9ホールのゴルフコースもあるとか、大変ご立派な施設です。館内は二階建て、一階ホールは吹き抜けで、講演はこちらで、茶の湯は隣のお茶室でした。
お茶室の掛け軸、花卉、お花にはそれぞれの拠って来る物語とお心遣いがあり、解説をお聞きするのも楽しかったです。
遠州茶道宗家十三世家元の小堀宗実さんのお話と薬師寺執事長の大谷哲奨さんのご講演。
* 13世 小堀宗実 – 遠州流茶道 (enshuryu.com)
* 奈良薬師寺 公式サイト|Yakushiji Temple Official Web Site
* これまでの薬師寺の記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)
人の道、伝統文化の継承等、そもそものお話は心洗われる時間となりました。
もう何十年振りでしょうか、札幌市内から中山峠を越えてルスツに向かう行程、峠の茶屋も随分立派になって、時の流れを感じました。