メーリングでご案内があったWeb上映会、『ビューティフル・アイランズ~気候変動で危機に瀕する3つの美しい島~(http://www.beautiful-i.tv/index.php)』、ビジュアルで温暖化の現実を目の当たりにすると、衝撃的でした。
【スタッフ】
監督・プロデューサー・編集 海南友子
エグゼクティブプロデューサー 是枝裕和
トークセッションの後のブレイクアウトセッションでは浦野真理さんともお話ができてよかったです。
気候変動で水没の危機に瀕する世界の三つの島を、美しい映像で綴った長編ドキュメンタリー。『誰も知らない』の是枝裕和がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、監督は元NHKディレクターで07年にサンダンス国際映像作家賞を受賞した海南友子さん、当日は出先からリモートでも出演しました。
南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、アラスカのシシマレフ島を3年がかりで撮影し、気候変動で失われゆく人々の暮らしと文化を映し出しています。監督は「私たちが一体何を失うのか、を“感じる”作品を作りたい」と、ナレーションやBGMを排して、波や風の音、島の人々の美しい歌声や子供の笑顔と旅する作品に仕上げました。当日の鑑賞にあたり、暗い環境でできるだけ大きな画面で、音声を大きめにとのアドバイスも事前にありました。
ツバル、ベネチア、シシマレフ島、地球温暖化の影響を具に受けている地域の現実を目の当たりにすると、暮らしている地域の喪失がいかに人間の心に大きな影響を与えるのかを知ります。