W.N 没後20年 @ ハンガリー(4)

Posted by 秋山孝二
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 毎年10月6日は、セーケシュフェヘールバール市では、戦没者慰霊式典が開催されています。ここはバラトン湖の入口、かつて、ハンガリーの歴代国王が戴冠・埋葬された歴史のある都市です。私はこの式典にこれまで2回参列していますが、今年はワグナー・ナンドール没後20年の記念の年でもあり、スウェーデンからナンドール氏の三男・ワグナー・バーリントご夫妻も加わって、一層印象に残る行事となりました。式典の行われるマチの広場には、ワグナー・ナンドール作品「ハンガリアン・コープス」が建立されています。

* 2011年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10357

* 2012年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14622

広場中央に「ハンガリアン・コープス」

広場中央に「ハンガリアン・コープス」

入場行進で開式

入場行進で開式

ご来賓ほか関係者も整列、私たちも右側に

チェル=パルコヴィチ・アンドラーシュ市長(前列右3番目)、関係者も整列、私たちも右側に

 毎年、地域の小・中学生が学校単位で臨席し、高校生による著名な戦没者の一人一人の最期の言葉を次々と朗読しています。戦争中に一人一人が懸命に闘い不条理にも亡くなった歴史をしっかり伝えていく姿勢は、大いに見習う必要があります。侵略される側の歴史の継承は、人々のアイデンティティの形成となっていくのでしょう。

最寄りの中学生も大勢参加

最寄りの小学生も大勢参加

戦没者の各々の最期を語る高校生たち

戦没者の各々の最期を語る中学生たち

私たちの財団も献花・敬礼

私たちの財団も献花・敬礼

花輪は日の丸をモチーフに

花輪は日の丸をモチーフに

 約1時間半の式典が終了し、ブダペストに向かう途中のレストランで昼食です。ここのフィッシュスープは素晴らしかったです!

郊外のレストラン入口:和久奈ちよと私

郊外のレストラン入口:和久奈ちよ(叔母)と私

大きな白身の魚入り

大きな白身の魚入り