札幌青空会・遠友再興塾準備会の共催による「遠友夜学校フォーラム」が時計台ホールで、150名の満席で開催されました。
講話は、北海道大学名誉教授、元北海道大学副学長、第54代北大応援団長、平成遠友夜学校創設者・校長の藤田正一先生です。鋭い切り口から現代への問題提起をされました。脈々と流れる遠友夜学校の理念を大変分かりやすくお話して頂き、聴衆は最後まで集中して耳を傾けていました。
「遠友夜学校校歌」の作詞は有島武郎です~~~~~~~~~~
一
沢なすこの世の楽しみの 楽しき極みは何なるぞ 北斗を支ふる富を得て 黄金を数へん其時か
オー 否(いな) 否 否 楽しき極みはなほあらん。
二
剣はきらめき弾はとび かばねは山なし血は流る 戦のちまたのいさほしを 我身にあつめし其時か
オー 否 否 否 楽しき極みはなほあらん。
三
黄金をちりばめ玉をしく 高どのうてなはまばゆきに のぼりて貴き位やま 世にうらやまれん其時か
オー 否 否 否 楽しき極みはなほあらん。
四
楽しき極みはくれはどり あやめもたへなる衣手か やしほ味よきうま酒か 柱ふとしき家くらか
オー 否 否 否 楽しき極みはなほあらん。
五
正義と善とに身をさゝげ 欲をば捨てて一すぢに 行くべき路を勇ましく 真心のまゝに進みなば
アー 是れ 是れ 是れ 是れこそ楽しき極みなれ。
六
日毎の業にいそしみて 心にさそふる雲もなく 昔の聖 今の大人うし 友とぞなしていそしまば
アー 是れ 是れ 是れ 是れこそ楽しき極みなれ。
七
楽しからずや天の原 そら照る星のさやけさに 月の光の貴さに 心をさらすその時の
アー 是れ 是れ 是れ 是れこそ楽しき極みなれ。
八
そしらばそしれつゞれせし 衣をきるともゆがみせし 家にすむとも心根の 天にも地にも恥ぢざれば
アー 是れ 是れ 是れ 是れこそ楽しき極みなれ。
九
衣もやがて破るべし ゑひぬる程もつかの間よ 朽ちせでやまじ家倉も 唯我心かはらめや
アー 是れ 是れ 是れ 是れこそ楽しき極みなれ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
時計台の2階「時計台ホール」で歌われる「時計台の鐘(http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/08/post_b04c.html)」は「最高」、「再興」でした!