この数年、東京都の九段界隈は私にとって「知のエリア」となっています、元気の素とも言えましょうか。
まずは、在京で高校同窓生の会、「東京六華同窓会(http://www.tokyorikka.jp/)」の若手の集い「六華サロン(http://www.tokyorikka.jp/rikkasalon/rikkasalon.html)」例会が九段下の事務所で開催、第63回は大河内学さんのお話「建築デザインの探求と実践」」でした。
ご案内から~~~~~
さて、毎月開催の「真面目な雑談を通じた同窓の交流の場」六華サロン、今回(第63回)の講師(旗振り)役は大河内学さん(南36期、インタースペース・アーキテクツ一級建築士事務所代表、明治大学准教授)です。
建築事務所を主宰し、かつ、大学でも教鞭をとられている大河内さん。実は2年8ヶ月前に2011(平成23)年8月19日に現役南高生を対象とした「六華ゼミ」で「世界の名建築~建築家がデザインの現場で考えること」というテーマでお話されていますが、今回は「大人の六華ゼミ」版用に内容を見直してお話頂けるという事でどんな話が出るか非常に楽しみです。
~~~~~~~~~~~~~引用 おわり
札幌ドーム(http://www.sapporo-dome.co.jp/company/history.html)ほか、これまでの作品の説明等、大変興味深かったです。先月の「札幌遠友夜学校記念館」設計のナオミ・ダーリングさんのお話(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=19508)も同様ですが、思いを形にできるお仕事、本当に素晴らしいですね。
一方、すぐ近くの「寺島文庫(http://terashima-bunko.com/index.php)」では、寺島実郎経営戦略塾が開催、現在は第Ⅲ期(http://www.terashima-bunko.com/bunko-project/strategic-management.html)です。毎回、寺島文庫を訪問する度に、新しいコレクションが増えています。
宇宙飛行士のマイケル・コリンズは、1969年月面に人類が立ったとき、上空を周回するアポロ11号宇宙船を操縦していました。後にその瞬間を振り返り、当時の確率は50%で、宇宙船から「祈るような思い」だったことを告白しています。挑戦とはやはり、そんなリスクを取ってのものなのでしょうね。
月面から昇る地球を撮影した一枚の写真「Earth Rise(https://plus.google.com/115295842212350471127/posts)」は、誰もが納得するものであり、これ以降、「International」から「Global」へと言葉も変わり、新しい時代に移っていきました。
新しい時代は多大なリスクを突破して初めて成し遂げられる、春の同じ日に、九段界隈での「知」の世界に納得、でした。