東京の豊島区・池袋に用事があり、初めてJR池袋駅西口に降りました。池袋駅西口公園(http://www.city.toshima.lg.jp/shisetsu/kouen_guide/001138.html)では、秋の日差しを浴びてのんびりベンチに座っている方も多く、都内でもこんな雰囲気があるのかと少々驚きました。
その一角にある大きな黒いモニュメントと、その横にステンレスの繊細な記念像(
http://www.city.toshima.lg.jp/koho/hodo/18317/018386.html)
が目に入りました。近くに寄って横の記念碑を読むと、5年前にバングラディシュ共和国のベガム・カレダ・ジア首相から、文化交流の象徴として豊島区に寄贈されたもののようです。
ジャパン・バングラディシュ・ソサエティ(http://www.japanbangladesh.com/jp/)の尽力により、ボイシャキ祭(バングラディシュのお正月祭)の開催をきっかけに始まった象徴としてです。このモニュメントの原型「ショヒド・ミナール:http://news.livedoor.com/article/detail/2576094/」は、ベンガル語を護った人々を讃えるもので、ユネスコ(http://www.unesco.or.jp/)総会において全会一致で宣言された「国際母語の日:2月21日http://www.unesco.org/en/languages-and-multilingualism/21-february-international-mother-language-day/」を象徴しているとされています。
都心のちょっとした広場にも、人々の多様な交流の軌跡があるものですね。秋の日差しの中、ひと時の温かい気持になりました。