4月5日、チェコの首都プラハでオバマ米大統領は演説し、これまでから大きく舵を切り、「核のない世界」の実現に向けた新政策を打ち出しました。包括的核実験禁止条約(CTBT)を米国が批准することをめざし、核兵器原料の生産を停止する新条約交渉など具体的な施策に取り組む意向表明でした。
その中で、その後私が出席した幾つかのフォーラムでも、演者が紹介していたフレーズが下記です。大統領就任後は封印していた「Yes,we can」を、この演説の15分過ぎに久しぶりに語り、大きな拍手を浴びていました。「歴史的演説」との評価もあるようです。
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2009/04/post-c97d.html
・・・・ So today, I state clearly and with conviction America’s commitment to seek the peace and security of a world without nuclear weapons. (Applause.) I’m not naive. This goal will not be reached quickly –- perhaps not in my lifetime. It will take patience and persistence. But now we, too, must ignore the voices who tell us that the world cannot change. We have to insist, “Yes, we can.” (Applause.)
Human destiny will be what we make of it. And here in Prague, let us honor our past by reaching for a better future. Let us bridge our divisions, build upon our hopes, accept our responsibility to leave this world more prosperous and more peaceful than we found it. (Applause.) Together we can do it.・・・・・・・
演説の内容もさることながら、「この時代のこの時期に、こう言った格調高い演説をするリーダーを戴くアメリカ国民が羨ましい」とおっしゃる日本国民も多いです。何を言いたいかはお分かりでしょう!
そして更にです、ミシェル・オバマも魅力的ですね。先日彼女の生い立ちを語る本も読みました。近い過去のアメリカに、これ程の人種差別が存在していたこと自体も驚きですが、そういった中でたくましく生きてきた彼女のこれまでの人生と、その彼女が現アメリカ大統領の妻、ファーストレディである事に希望を抱きます。http://ameblo.jp/100312120618/entry-10115328324.html