2023年、年の瀬を迎えて

Posted by 秋山孝二
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 2023年もあと二日で終わり、山あり谷ありの一年でしたが、私自身は何とか身体も健康で過ごすことができました。

 今年もたくさん演劇に足を運びました。コロナ禍が開けて再開した感じの劇場でしたが、なかなかお客さんの入りはもとには戻っていない感もありました。それでもこの間しぶとく公演を続けてきた幾つかの劇団には頭が下がります。

 『新渡戸の夢』と題しての自主映画がいよいよ年明けに上映開始、先日はその試写会が催されました。率直に言って『新渡戸の夢』と題するには少々断片的かも、むしろ『新渡戸の教育に掛ける思いを今に」みたいな方が適切なのでしょうか。

 他にはテレビ番組から。

 今年も年末はFM三角山放送に出演、丸山哲秀先生とのトークで一年の振り返り。

 そして最後はやっぱりこの写真でしょうね、素晴らしいチームでした!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 祝 WBC 侍ジャパン!! (akiyama-foundation.org)

 どうか皆さま、よいお年をお迎えください!!

昨年末 話題二つ

Posted by 秋山孝二
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 昨年末12月に、「北海道大学&札幌市 包括連携協定!」が大きなニュースになりました。締結式に続いて記念講演会も開催されたので、私はリモートで参加しました。

 この協定は、北海道大学が有する知見や人材と札幌市によるまちづくりが連携することにより、相互に協力・発展しながら、地域課題や社会課題の解決に寄与していくことを目的として結ばれたものです。締結式の記者会見では、寳金清博総長と秋元克広市長から挨拶と抱負が述べられ、記者からは、人事交流や人材育成、学生の地元定着に関する取組などについて、多くの質問が寄せられたそうです。

 記念講演会では、町田隆敏副市長、金子純一産学・地域協働推進機構副機構長、松島理明北海道大学病院脳神経内科診療講師・臨床遺伝子診療部副部長から、それぞれ、まちづくり、スタートアップ支援、医療のテーマで講演があり、その後、寳金総長と秋元市長による対談が行われ、これから連携を進めたい分野や取組みについて、多岐に亘って活発な意見交換が行われました。今後、様々な分野において連携を深め、既存事業のレベルアップと新たな協業が期待されます。

 もう一つの年末の話題は、年末恒例の「ラジオ出演@ FM三角山」です。丸山哲秀先生とのトーク、もう何年になるでしょうか。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%B8%B8%E5%B1%B1%E5%93%B2%E7%A7%80

 出演料はこの焼酎、すぐに誘われていきそうでした!!

 とにかく2022年師走は様々の人生模様で、私にとってはあわただしく過ぎていきました。2023年が平穏な世界であうことを祈りたいですね!

2021年を振り返って

Posted by 秋山孝二
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 今年を振り返ると「逝くいのち」と「生まれるいのち」で身近にも大きな変化がありましたが、今、手元にある映像ファイルでは以下のような振り返りでしょうか。来年に期待を繋げたいものです。

 逝くいのちは叔母・和久奈ちよです。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42836

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43104

 生まれるいのちは、私の4番目(三男)の子に3番目の子が生まれました、私の12人目の孫で、「天(てん)」と名付けられました、健やかに育って欲しいものです。

 手元の映像ファイルからは師走の番組から幾つか。

MXテレビの寺島実郎シリーズから

MXテレビの寺島実郎シリーズから

多摩大学リレー講座、田中優子さん講演より

多摩大学リレー講座、田中優子さん講演より

 テレビ番組でも今後に期待できそうな幾つか。

検証番組は年明けにも続く!

検証番組は年明けにも続く!

 そして2年ぶりに再開したFM三角山放送の『丸山哲秀先生人語の8時間連続トーク』に参加。今年を丸山先生と振り返りながらの1時間、楽しいひと時でした。

札幌市西区琴似のFM三角山放送局

札幌市西区琴似のFM三角山放送局

丸山先生もお元気で!

丸山先生もお元気で!

 21世紀ももう20年を過ぎました、今年は『太平洋戦争開戦80年』の節目の年、寺島実郎さんがいつもおっしゃっている「正確な事実に基づく歴史認識」を自分の頭で考えながら、目の前の課題に立ち向かう意欲を失いたくないものです。今年一年、お世話になった皆さまに心から感謝申し上げます、どうかよいお年をお迎え下さい!!

2020年、イノベーションの年に!

Posted by 秋山孝二
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 皆さま、2020年明けましておめでとうございます。新しい年の元旦を、我が家は静かに迎えました。今年の札幌は例年に比べて雪が少なかったのですが、年末からの雪で元旦は昼もマイナス5℃と真冬日となっています。

新雪ががうっすら積り

新雪ががうっすら積り

 テレビでは、2020東京オリンピック・パラリンピックと年末・年始大騒ぎですが、私としてはもっと大切な課題への取り組みがあり、秋山財団の活動他、責任ある立場の諸団体のイノベーションに注力するつもりでいます。

 昨年末から話題を二つ。

 まずは、秋山財団でおせわになっているご夫妻がニセコにクリスマス休暇の帰りに札幌に寄られて、お昼をご一緒しました。そこでのお話が大変面白かったのでご紹介します。

* スキー場でのマナーは、ヨーロッパに比べて日本では皆さん大変礼儀正しく、衝突してくるスキーヤー・スノーボーダーは殆どいない。ヨーロッパでは初心者がスピードを出しているので大変危険。

* ニセコ比羅夫では、どのレストランでも夕食時の予約が混んでいて、一週間前くらいでも予約を断られている。インバウンドのお客さんに対して絶対的な施設の不足ではないか。

* レストラン・コンビニで働いている外国人も多く、大学の留学生もかなりいた。

* 日本の外国人滞在を巡っての手続きが複雑で時間が掛かり、かなりの人たちがそのプロセスで諦める場合が多い。滞在許可の延長よりも、手続きの簡素化が急務ではないだろうか、すべての申請業務で言えること。

* 日本は、明治時代初期に、海外に多くの人々が出て行って近代化を学び、今の近代日本の基礎を創った歴史があるのに、1990年代以降の日本は、「失われた数十年」と言いながら、海外から学ぶことをせず内向きで、従来型を守るだけの経営者マインドは心配、特に日本の金融機関は国際金融の潮流を学ぼうとしておらず、日本企業は世界から遅れをとってしまうのではないか。

 2時間半を越える昼食時のやり取りは、今の日本の課題を鋭く指摘する事柄で、有意義だったので書き留めました。

 もう一つは、もう15年以上続いているFM三角山放送の『丸山哲秀・先生人語年末スペシャル』に今年も出演、1時間少々、いろいろしゃべりました!

右が丸山哲秀先生

右が丸山哲秀先生

 同じ歳の丸山哲秀先生とは、背景の時代もほぼ同じ、寺山修司を巡っての話題でも共通項が多く、気持よくお話をした1時間少々でした。

 今年は私自身、幾つかの団体の責任者を次の世代に譲る、或いは譲っていく準備をする年だと思っています。時間はあっという間に過ぎてゆき、知らず知らずに長期政権になってしまうので気を付けなくてはと自戒しています。今年も皆さまには何かとお世話になるかと思います、変わらずよろしくお願い致します。

2018年を迎えて

Posted by 秋山孝二
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 新年あけましておめでとうございます。昨年末は何かと気忙しく、十分な一年の振り返りも片付けもできずに過ぎてしまいましたが、また、新しい気持で今年も生きていきたいと思います。今年はリセットの年となりそうです、組み立てた事業をまた初めから見直すみたいな、そんな気分の元旦です。

 昨年末29日、FM三角山放送局で毎年恒例の丸山哲秀先生の「先生人語年末SP」8時間生放送」に出演しました。今回は、「INAZOサミットの秋山さん」と紹介されました!

FM三角山・丸山哲秀先生と

FM三角山・丸山哲秀先生と

 年の初めはなぜか、福井県坂井市・谷口屋(http://taniguchiya.co.jp/)の「おあげ(http://www.takeda-no-age.com/」でスタート。

福井県坂井市・谷口屋のおあげ!

福井県坂井市・谷口屋のおあげ!

 秋山財団では、昨年4月から第8期中期五か年計画が始まっています。今年も昨年に続いて、秋山財団の中期計画を再確認したいと思います。

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<活動目標及び方針>

 財団設立25周年(2011年)に策定した長期方針「未来像・2011から(http://www.akiyama-foundation.org/vision)」、その後の第7期中期5カ年を踏まえて、30周年以降の進化・深化を目指す。更に充実した事業展開としっかりした事業検証を継続し、それを裏付ける財政基盤の拡充を目標として、事業計画及び財務計画の基本方針を次の通りとする。

1) 研究助成、活動助成全般を通じて、「生命科学」の概念を明確にし、「北海道学」に象徴される「地域」について深掘りする一方、生命科学の基礎的研究に取組む若手研究者を重視した助成を継続する。

2) 「新しい公共」の担い手への支援・育成を柱に、「ネットワーク形成事業助成」を検証し、パートナーとして共に進化する道筋を継承する。

3) 自主・自立を堅持する民間財団として、一層の基本財産の保全と充実に努め、さらに積極的な運用を研究し、実行する。

4) 財団経営の充実と発展のために、事務局機能の職務・権限を確立する。

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 今年の財団運営、常務理事を欠いて、しばらくは事務局2名と私の3人体制でコンパクトに脇を固めて再出発です。皆さま、宜しくお願い致します。

今年を振り返る 2015 (番外編)

Posted by 秋山孝二
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 年末29日、もう十数年になりますか、今年もFM三角山ラジオで丸山哲秀先生の番組で1時間少々のトークに登場でした。私自身、毎年の振り返りができると同時に、丸山先生とのやり取りが楽しかったです。

* http://d.hatena.ne.jp/tessyu/

 戦後70年目の節目の年、歴史的転換点とも言える大きな出来事が続出しました。政治、経済では今後楽観を許さない危機感を抱きますが、世界で戦うアスリートたちの活躍からは、多くの勇気と希望を受け取りました。フィギャスケートの羽生結弦、宮原聡子、バドミントン、フェンシングの太田、ラグビーワールドカップで3勝の五郎丸歩、リーチ・マイケル、世界選手権優勝の男子体操、女子サッカーワールドカップの準優勝、テニスの錦織圭等、書き切れない程の活躍でした。それぞれ裏付けされる日頃の精進があり、日々切磋琢磨している姿には感動しました。

 私の活動の総括としては、上手く軌道に乗ったこと、苦闘していること、いろいろありますが、自分が関わるフィールドがあるということに感謝したい気持はあります。それぞれの場には、永年頑張っている人々がいる訳で、その努力へ報いるためにも、私の立ち位置でやれることを悔いなくやりたい、そんな姿勢で日々活動をしてきたつもりです。

 私(わたくし)的な一年のまとめ、今年も盛りだくさんでした。

* 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」、札幌遠友夜学校、遠友みらい塾関連

* エネルギーチェンジ100ネットワーク

* 演劇関係

* 秋山財団

* 北海道経済同友会

* 寺島戦略経営塾

* 政治情勢、特定機密法案、安保法制、沖縄基地問題

* SEALDsの活動

* 海外旅行から 5月ボストン、10月シンガポール

* 国内旅行 7月利尻・礼文、10月中山道(妻籠、馬籠ほか)、郡上八幡、高山「八幡祭」

* 六華同窓会、札南学校林財団

* 音楽ライブ 7月グラシェラ・スサーナ、8月美輪明宏、11月アルゼンチンタンゴ

 年末のテレビの特別番組、録画したものの果たして観る時間があるのかどうか。何はともあれ、今年一年、大変お世話になりました、来年も宜しくお願い致します、皆さまのご多幸をお祈り致します!

2013の年末、バタバタと

Posted by 秋山孝二
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 毎年恒例のFM三角山ラジオ(http://www.sankakuyama.co.jp/)、丸山哲秀先生の「先生人語8時間スペシャル」、今年も1時間お話することができました、1年間は本当にあっと言う間に過ぎていきます。言いたいことの半分くらいしかお話できませんでしたが、自分の振り返りとしても楽しいひと時でした。

JR琴似駅となりのFM三角山放送局で

JR琴似駅となりのFM三角山放送局で

 終わってJR琴似駅広場を歩いていると、丁度路線バスから降りてこられた上田文雄市長とバッタリお会いしてしばしお話、そして立ったままの年末ご挨拶となりました、不思議な出会いでした。

 翌日は、私が小学校5年から高校2年秋までチェロを習っていた上原与四郎先生の門下生のコンサート「北の大地に育ったチェリストたち~上原与四郎先生の傘寿を祝って~」です。私の一番下の息子も上原先生に小学校時代に習い、親子二代でお世話になりました。「傘寿のお祝い」でしたが、変わらずお元気な様子で生涯現役、素晴らしいですね。

 今年の12月は、先日のミッシャ・マイスキー演奏会(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18615)とともに、チェロの音に魅了されました。

「北の大地に育ったチェリストたち」

「北の大地に育ったチェリストたち」

 そして、恒例の高校の同期会、今年は30名近くが集まりました、初参加の方もいらっしゃって賑わいました。

元気な皆さん、これからも続けましょ!

元気な皆さん、これからも続けましょ!

昨年末、私は書きました:~~~~~~~~~~ 引用始まり

もう一つの来年に向けての挑戦は、人材育成の原点、「新渡戸稲造・遠友夜学校」を札幌の教育の柱にしていく活動です。新渡戸稲造についてもここで何回も書きました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0)。今年は「生誕150年」でしたが、私自身は動きが取れませんでしたので、来年の「没後80年」には札幌のまちづくりとコラボレーションし、幅広い方々の参画を得て、「事業」を構築していくのが夢であり、正夢としたいですね。

・・・・・・・・・・・・

秋山財団も26周年を終えて、来年はさらに飛躍して参ります。これまでの資産を「つなぐ」をキーワードに、研究助成での「アウトリーチ活動」、活動助成での「ネットワーク形成」を主要テーマに、これからもイノベーションを継続して参ります。今年一年、多くの皆さまにご支援・ご指導頂き、心から感謝申し上げます、皆さま、どうかよいお年をお迎え下さい!

~~~~~~~~~~~~~ 引用 おわり

 この1年やれたこと、やり残したこと、いろいろありましたが、とにかく2013年は暮れていきますね。来年は、「札幌遠友夜学校創立120周年」の記念の年です、6月にイベントを企画すると同時に、南4東4の跡地の公園造成を市が約束していて、そして記念館設立に向けたデザイン公募と1億2千万円の寄附集めには私たちが奔走しなければなりません、また大変な年になりそうです!

このサイトをいつもお読みくださっていらっしゃる皆さま、どうか良いお年をお迎え下さい!

ゆく年2008

Posted by 秋山孝二
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 先日は三角山FM放送http://www.sankakuyama.co.jp/で、恒例の丸山哲秀先生の8時間番組の中、1時間程お付き合いを致しました。娘の恩師でもありましたし、教育からの視点で共有する話題も多く、毎年先生とのひと時を楽しみしています。

番組の中で数年前は、「勝ち組」とか「負け組」とか言う社会は気に入りませんね、とお話をしていましたが、今年は派遣打ち切りとか、更に一層深刻な状況に、心を痛めていました。今年は、私たちの世代の間では、「自分たちはこれまで一生懸命目の前の仕事をしてきた気がするけれど、こんな社会しかつくる事が出来ずに、申し訳ない」、若い世代を前にそんな言葉をよく耳にしました。

一方自分たち自身は、五木寛之著「人間の覚悟」http://www.shinchosha.co.jp/book/610287/にある様に、覚悟を決める時期かと感じています。「下山の哲学を持つ」必要性を、私も強く意識した今年2008年でした。「林住期」を生きる、あるいは、「そもそもボランティアというのは、最後は『石もて追われる』存在であるべきなのだから」と五木寛之が語る言葉に、大変納得のいく感動を覚えます。

歴史的転換点の2008年、この時代に生きていた事を後で感謝するだろう程、私にとって今年は納得のいく年でした。課題も明確ですし、新しい時代を大胆に構想して、より良い社会づくりに少しでも貢献できれば、これ以上の喜びはありませんね。