ワグナー・ナンドール記念財団のスタート

Posted By 秋山孝二
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  これまでこの欄に、「タオ財団」に関して何回か掲載して参りました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%BF%E3%82%AA%E8%B2%A1%E5%9B%A3)。

 一番直近の理事会・評議員会は、今年3月5日土曜日、大震災の直前でした。4月1日から「公益財団法人」格に移行し、名称も「公益財団法人 ワグナー・ナンドール記念財団:http://www3.ocn.ne.jp/~wagner/TOP.html」として、新たな展開が始まり、その第一回理事会が開催されました。

財団建物前の新しい看板

財団建物前の新しい看板

 今年の春の展覧会は、地震の影響で彫刻が数作品か倒れたために、「休館」となりました。たくさんの問い合わせのお電話も頂いたようですが、秋に向けての修復も進んでいますので楽しみです。

今年春の展示会は震災の影響で中止

今年春の展示会は震災の影響で中止

 益子・宇都宮市内・近郊では、建物等にも随分被害があったようですが、全てを夫婦で建設した財団建物は驚くほど壊れていません。ワグナー・ナンドールの設計哲学・リスクマネジメントを証明する結果となりました。大きな政変を自らの命を掛けて生きた人物のたくましさを、敷地内をちよ理事長と一緒に歩きながら、今回あらためて感じました。

 「私は文化、宗教などの相違点よりも、各々の共通点を探しているのです。

 共通点を通してしか、お互いに近づくことは出来ないのです。」

  『哲学の庭』  於 益子  ワグナー・ナンドール

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