長いお付き合いの外資系金融会社のミニフォーラム、虎ノ門ヒルズで開催されました。東京もどんどん変わっていっているのですね、新しい高級ホテルも次々にです。
ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー・食糧危機、北朝鮮の相次ぐミサイル発射、各国のインフレ懸念、円安による日本国内の物価高等、普段国内で暮らしていると何とも鬱陶しいニュースばかり、国際金融の視点からの議論はまた一味違って新鮮です。それにしてもアベノミクスの真摯な総括もなく、日銀はただこれまでの政策を継続という無策。更にこの難局を財源の当てもなく数兆円をバラ撒いての人気取りにもならない政策、後代負担も一層ひどくなる昨今の政治の劣化に、私は海外の金融会社の展望に一筋の光を見出す気持ちです。
憂いてばかりいても前には進めません、私の関わる複数の財団は、こんな状況の中でも事業を継続する財源を捻出して、多くの皆さまを応援し続けていく覚悟を新たにしたひと時でした。