寺島実郎さんの「日本再生論 第2弾『ポスト・コロナへの視界』」が放映されました。今回もそもそものお話、少し現状を引いてみた視点からの考察、相変わらず示唆に富む内容でした。
まずは、そもそも、人類はこの地球においては「新参者」である認識からスタートすべきと。
人類と感染症との歴史は、「スペイン風邪」との比較の教訓から学び取れます。
背景の時代の違い、特にメディア環境の視点から鋭く読み解いていました。
各国が対策で苦慮していますが、アメリカの特徴も明快でした。
翻って日本の現状に目を移すと、実はこんな具合です、冷静さを取り戻し、「事実を正確に知って、正しく恐れる」ことが必要なのでしょうね。
以前からアベノミクス批判で寺島実郎さんが語っている、「リアル(実体)経済の再生」が、この期に及んでも重要であると強調していました。
自動車産業の次にやってくるべき日本が誇る「産業」、イノベーションに基づく新たな「産業」の創設こそが、この時代の突破口となるのでしょうね。
最後は、高村光太郎の詩で結ばれました。第三弾も近く放映される予定です、楽しみですね!
* これまでの寺島実郎さん関連の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E