私の自宅の近くにある「本郷新記念 札幌彫刻美術館(http://www.hongoshin-smos.jp/)」で、つい先日まで公開中の特別展示、「アフリカの仮面と彫像(https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/1299)」は、橋本信夫先生ご夫妻のコレクションでしたので足を運びました。祖霊・精霊の力を人間や動物の姿に託したアフリカの仮面や彫像約60点を橋本信夫先生と邦江夫人によるコレクションを中心に紹介・展示されていました。橋本信夫先生とは、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」でもご一緒に活動しています。
橋本先生からは、アフリカでの研究生活時代について時々お話を伺っていましたが、こんなコレクションがあったことは今回初めて知りました。仮面文化とでも言うのか、土地に生き続け、命を伝える作法として、興味深い作品の数々でした。
美術館近くには満開の藤棚もあり、子供たちが通っていた三角山小学校もひっそりと変わらずあり続け、時の経過を感じながら、久しぶりの休日の散策となりました。