札幌芸術の森美術館(http://artpark.or.jp/category/miru/art/)で、特別展示「浮世絵師 歌川国芳展(http://event.hokkaido-np.co.jp/kuniyoshi/)」が開催されています。江戸、幕末期に活躍した絵師・歌川国芳(1797~1861)の画業を紹介する大回顧展です。先日はその前編を見に行きました、今は、総入れ替えで後編が開催中です。
展示作品はとても多岐に渡り、ワイド画面の妖怪画、風景画、美人画、社会諷刺画、滑稽画、英雄たちを力強く描きあげた武者絵などなど。前編、後編の二部に分け、総入れ替えでそれぞれ100点ずつを紹介するようです。作品毎に図解パネルを併せて掲示してあり、説明も懇切丁寧で、見逃しがちな絵の中のメッセージをフォローアップしてくれ、浮世絵鑑賞が一段と興味深くなります。一枚の絵の中に、着物の紋ほか実に多彩なメッセージが詰め込まれ、作者の伝えたい意図を受けとめるのも大変です。
私には社会風刺画が面白かったですね、時間を見つけて後編も行ってみます。
80秒紹介はこちら――> http://event.hokkaido-np.co.jp/kuniyoshi/midokoro/index.html
9 月 29th, 2015 at 6:28 AM
[...] 今年春に開催された浮世絵師の展示(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=23547)に比べて、説明版の文字が小さく、目がかなり疲れた感じですね。それと、アイヌ側の視点からは、この企画をどう認識するのかと少々思いめぐらせながら家路に着くと、Facebokでは早速、結城幸司さんが以下のように書き記していました、そして他の方のコメントも。 [...]