「アルテピアッツァ美唄(http://www.artepiazza.jp/)」の指定管理者が「認定NPO法人」格を取得した記念フォーラムで、私がお話をする機会がありました。
北海道の4月の素晴らしい光景、始まる前に加藤知美さんにご案内して頂きました。背景の山、流れる川の音、旧校舎と体育館、残雪とともにノスタルジックな静けさに、しばし時を忘れます。
私のお話の趣旨は、主としてファンドレイジングに関することでした。以下はその中の一枚のスライドより~~~~
「市民社会」と「シビル・ソサエティー」
*近代市民社会:選挙制度によって代表者を選び、政府の活動を決定-->公共的活動に関わる主体は行政であり、民間部門は納税者としてのみで、担い手とは想定されていない。
*シビル・ソサエティー:非営利団体が民間部門として積極的に関わる。企業・市民は選挙による投票行動だけでなく、自らの私有財産を公共財に転換する(寄付・ボランティア)自発的な意志の持ち主
~~~~~ 引用 おわり
その後、磯田憲一理事長との対談でした。
理事長の磯田憲一さんとはもうかなり長いお付き合い、特に北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/)設立時のご尽力が忘れられません。芸術・文化への造詣と見識は群を抜いたものがあります。磯田さんが代表の「君の椅子プロジェクト(https://www.asahikawa-u.ac.jp/page/kiminoisu_project.html)」は、つい最近、NHK全国放送のニュースでも紹介されていました。
安田侃先生もお元気でした。世界で活躍されているエネルギーというか、溢れ出てくるものを感じました。
芸術・文化が人々の暮らしに大きな力と豊かさを与えることは疑う余地がありませんが、その場、、機会、プログラムを維持管理・運営するシステム・装置を組み立てるのは、生易しいことではありません。ワグナー・ナンドール財団(http://www3.ocn.ne.jp/~wagner/TOP.html)、北海道演劇財団のこれまでの活動からも、その大変さは言葉に表せません。