「札幌演劇シーズン:http://s-e-season.com/」、昨年の夏、冬、も活況を呈して、すっかり定着してきました。今年も後半に入って、連日盛り上がっています。
今日、今年のシーズン3作目の千年王國(http://sen-nen.org/)「イザナキとイザナミ~古事記一幕~」公演でした。
HP より~~~~~~~
世界のはじまり。まだ天と地がしっかり固まらず、くらげのように浮いていた頃。高天原にうまれたふたりの男神と女神「イザナキとイザナミ」このおふたりは一つの体に二つの心が一緒に住まう、ふたりでひとつのものでした。
お互いの顔をみるために体を二つに引き剥がしたおふたりは、次々と神々を生み、幸福な生活を始めます。しかし、火の神を生んだイザナミはその体を炎に焼かれ、二人の愛は悲劇へと黄泉の坂を転がり落ちていくのでした。
ひとつになる事を望みながらすれ違っていく、普遍的な男女の姿を描いた愛の神話。
~~~~~~~ 引用 おわり
音楽とセリフと榮田佳子さんの舞いの魅力が見事なコラボレーション、テンポよく古事記の世界に誘われました。「国の始まり」、ものごとの始まりは、いつも神秘的でドラマチックです。
このところ、劇団のサービス精神が旺盛で、アフタートーク、アフターパーティ、バックヤードツアー等、内容も豊富でお客さんも大喜びです、年を経るごとにサービス水準が上がってきますね。ただ芝居を観るだけでなく、役者との平場でのやり取り、監督・脚本家のお話ほか、楽しみ方に奥行きが出てきています、素晴らしいことです!!
役者の方々はじめ担う側のご尽力に頭が下がります、私たち市民もただ「消費者」として観劇するだけでなく、演劇に関わる方々を少しでも支える姿勢を持ちたいものです、「わがマチの誇り」としてですね。残りの公演、皆さん頑張って!!