私の好きな男性俳優

Posted by 秋山孝二
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 これまでの私の限られた時間で観た演劇・映画を通じて、特に印象に残る男性俳優はお二人ですね。

 お一人は米倉斉加年さん、映画・テレビではよく観ていましたが、東日本大震災の翌年、2012年9月22日の美唄市民会館を皮切りにした北海道公演、10月31日の江差町文化会館まで全28ヶ所で『海流座北海道公演』と銘打ってのツアーがありました。私は10月の札幌シアターZOO公演で生で観た彼の姿、あらためてその存在感に圧倒されると同時に、舞台に賭ける彼の思想に感動しました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 「父歸る」、米倉斉加年の海流座

* プロフィール|斉加年見世 米倉斉加年 ウェブ美術館

 もう一人は仲代達矢さん、少し前にNHKテレビで彼の生涯をアーカイブスも駆使して伝えていました。若い頃の彼はあまり知りませんでしたが、1960年前後に相次いで公開された『人間の條件』は、6部構成で上演時間9時間31分の大作、当時は途中で挫折して全編を観たのはずっと後でしたが、彼の時代と共に変わりゆく姿は際立った存在感で印象的でした。更に若い世代を育てようと『無名塾』を開塾して後輩達の育成にも情熱を注ぎました。

* 人間の條件 | 松竹映画100年の100選

* 無名塾とは|無名塾 Official Website

人間の條件

 お二人に共通するのは戦争を挟んでの青少年期を過ごし、根底にある「反戦思想」、戦後の演劇界を独自の存在感で多くの人々に感動を与えたことでしょうか。今、映画・演劇で人気を博している俳優の皆さんには感じられない骨太の「思想」を感じます。戦争が今日ほど身近に迫っている時代はなく、今こそ彼らの「反戦」への思いを遺言として肝に銘じたいものです。