先日はヤマハ発動機(株)新事業開発本部・森林計測部の皆さまにより、札幌南高学校林のレーザー計測でした。結果のデータ出来上がりは約2ヶ月後、できあがったら活用方法などのweb説明をして頂けます。
* 森林計測サービス RINTO - 無人システム | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)
4メートル超の実際のヘリコプタ―を目の前にすると、幼い頃の模型飛行機・ラジコンを手にした時の興奮が蘇ってくる感じでした。
飛行前には外カバーを外して入念な機体チェック、水平対向エンジン等のメカニック系、燃料系、そして通信・記録器具も含めて多岐にわたります。
私も操作キットを手に説明を受けました。昔、海上自衛隊の基地指令のお誘いで自衛隊の輸送ヘリコプターに乗せて頂いた時、パイロットの方が両手両足を使っての操縦の様子を見て、いわゆる固定翼がないヘリの操縦の難しさを思い出したりして。
時間を掛けての準備作業の後、大きなエンジン音を立ててヘリは目標地点まで飛び上がっていきました。
計測開始の目標地点まで誘導すると、その後は予め組み込んである計測プログラムで対象地域の往復を繰り返し、多量のデジタルデータを蓄積していきます。途中、上空の強風にあおられたり、風向きにより空冷の量の変化でエンジンの出力が変わって機体が上下したり、微妙な修正は基地局からマニュアルで行っていました。
約1時間半の今回の飛行、天候に恵まれましたが上空はやはり風の影響もかなりあったように思います。今後のデータの結果が楽しみですね。また、今回限りではなく、間伐の経過観察等にも威力を発揮する予感がします。
ヤマハ発動機の皆さま、今回はありがとうございました。