1980年に仙台の関兵精麦が「ホテルアルファ・サッポロ」として開業、2003年にオークラが事業を引き継ぎ新装オープンした「ホテルオークラ札幌」が、今月20日にこの地での40年の歴史に幕を閉じました。オープン当時は、「関兵グループがトマム進出!」のスクープ《道新Today》、飛ぶ鳥を落とす勢いでしたね。客室ばかりでなく、地下には真っ赤なフカフカのシートの映画館「三越劇場」、「プレイボーイクラブ」もあり、ボトルキープの草分けだったような気がします。中国料理「桃李(後の桃花林」、日本料理「杉ノ目」も懐かしいですね!
私が長年働いていた(株)秋山愛生舘が上場する前までの株主総会は毎年6月、ここの3階のボールルームで開催していました。この間、「本府連合町内会」の5丁目町内会のお仲間として何かと町内会活動にもご参加をして頂き、大変お世話になりました!!!東京に出張時に、よく冗談で向こうの方々にお話をしていました、「私が会長を務める町内会には、ホテルオークラさんとか札幌証券取引所さんが会員ですよ!」と、皆さんびっくりしていましたよ、その反応が毎回快感でした!!!
最終日には、そんな御礼の気持を伝えたくて一階ロビーを訪問して、黒服の方にこれまでの私と私の会社との歴史を振り返りながらしばしお話を致しました。土地売却が決まり、ホテルオークラは札幌の別の場所に移るようです、この場所は恐らく解体されるとのことでした!
近くの大通公園は東京五輪でのマラソン開催で選手・関係者の控室等の使用で暫く芝生が剥がされてプレハブ小屋が建っていましたが、今は修復されて養生中です。
まわるまわる時代は廻る、また一つ思い出の場所が無くなりました!