演劇シーズン冬 2020 終了!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 『札幌演劇シーズン冬 2020(http://s-e-season.com/program/』が、終了しました。後半は、新型コロナウイルス肺炎の影響で、開催継続も危ぶまれる中、最後まで公演を続けることができてまずは安堵でした。

 今回は4演目、まずは「きっとろんどん(https://kittolondon.jimdofree.com/」の『発行体(http://s-e-season.com/program/hakkoutai/index.html』です。若手ユニットで観劇前は少々不安でしたが、昨年公演の「コントラスト」が面白く期待も大きかったので、楽しみでした。展開が分かりやすく、対象観客は私よりはるかに若い世代なのでしょうが、私にも付いていける展開で面白かったですね。

* 昨年の観劇ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36774

 続いては、名古屋からの「空宙空地(http://www.coochuhcoochi.com/」、演目は『轟音、つぶやくよう うたう、うたう彼女は(http://s-e-season.com/program/gouon/index.html』。先日のキックオフイベントにも名古屋からわざわざ駆けつけてくれたユニット。速い舞台展開であっという間の時間でした。

* キックオフイベントーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37711

 三番手は、「クラアク芸術堂https://www.clark-artcompany.com/」の『汚姉妹−呪われた少女−(http://s-e-season.com/program/oshimai/index.html』。率直に言って、どうも独りよがりの芝居で、疲労感がいっぱい、この「演劇シーズン」企画は、北海道の演劇ファンのすそ野の拡大が大きな目的であり、もう少し、その辺の趣旨を選考委員会も劇団の方々も理解して頂きたいと思いましたね。このままでは、ごく限定されたマニアックなファンの集まりに終始するような危惧を抱くのは、私だけではないと思います。幅広い演劇ファンの声に耳を傾けて今後の活かして頂きたいものです。

 そして、つい昨日千秋楽の「劇団イナダ組(http://www.inada-gumi.com/」の『カメヤ演芸場物語(http://s-e-season.com/program/kameya/index.html』。この前段公演の『亀谷ミュージック劇場(http://www.concarino.or.jp/2016/05/22/inadagumi_kameya/)』も観劇していて、昭和の雰囲気が滲み出る作品でした、特に山村素絵さんの存在感が素晴らしい!

 今晩、今回のシーズン企画の反省会が実行委員会、参加劇団関係者が集まり開催されます。どんな感想をそれぞれの方々が持たれたのか、大変興味深いですね。