先月は、昨年の台風・地震被害の復興作業を検証・確認で札南高学校林で作業しましたが、今月は恒例となった夏イベントでした。現役高校生を含めて幅広い世代30名を越える参加で大いに盛り上がりました。
* 先月の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36401
主として昨年から今年にかけて作業したエリアを陣内・足立の両人の解説付きで散策しました。124ヘクタールの学校林には、様々な表情のエリアがあり、毎回違った物語を聞くことができます。まさに歴史の1ページに「道を創る!」、それを実感する時を過ごしました。
昨年秋の準備、今年春の移植と、学校林南斜面に植樹されていたエゾエノキの中から水分のより多いと思われる場所に移植した地点のその後も見学、多少のムラはありましたが、しっかり育っている木々が多く、まずは一安心でした。
* 昨年の移植準備風景ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34051
* 今年春の移植作業ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35815
約2時間の散策の後は、拠点での昼食懇談。冷たい生ビールほかそれぞれ持ち寄った具材で焼肉パーティーでした。
参加した現役札南高生の中には、この学校林の生みの親・山田幸太郎校長と全く同姓同名の「ヤマダコータロー」君も参加していて、何か108年の時空を超えた因縁を感じた今年でした。
最後は参加の皆さんで記念写真、この学校林を所有する「(一財)札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/)」の第十八代理事長の私は、今回も断トツの最年長でしたが、世代を越えたひと時、楽しかったですね。大先輩たちが植林し、間伐し、今日を迎えているこの学校林、今を預かる私たちが守り、育て、次の世代に渡していく、同窓の歴史をまさに目の当たりにする場所となっていることに、いつも感動する私です。まさに、感謝の一言ですね。