(公社)日本技師会北海道本部(http://www.ipej-hokkaido.jp/)社会活動委員会主催の講演会で、日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏先生がご講演をされました、テーマは、『超高齢・少子・人口減を迎える災害大国日本で生きるために』でした。
* 根本昌宏先生の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E6%98%8C%E5%AE%8F
「Ring of Fire」と呼ばれる地域の日本では、あらゆる自然災害は想定内として日常生活を送らなければならい、冒頭にまずその認識の重要性を語りました。
そして、さらに北海道では、冬の災害を想定した様々な取り組みを実証実験の結果から提起し、今後の北海道の防災計画等にたくさんのヒントを与えて頂きました。
途中休憩時には、根本先生自ら防災用具を使ってのご説明。多くの参加者が耳を傾けていました。
最後は、今年9月の台風・地震による長期の停電等のような災害に備えるためにも、自宅に確保しておきたい備品と注意事項についても言及されました。
根本昌宏先生は、これまでの様々な場でお話をされていますが、毎回進化した内容になっている一方、今回は、以前秋山財団のご紹介で講演を行った連合町内会・宮の森明和会の関係者も3名お越しになっていました。地域と実証実験と行政等がコラボレーションして、北海道における災害時の対応を準備しておきたいものですね。秋山財団のネットワーク形成助成事業が、少しでもお役に立てばと心から願っています。