二日目は早朝からチューリッヒ湖に向かう川沿いに散歩、午前8時少し前にやっと明るくなる市内。トラムの乗降客で賑わっていました。
昼すぎからリヒテンシュタイン公国の首都・ファドゥーツに向かいます。日本でのこの国の情報は実に少なく、以下の程度です。
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西ヨーロッパの中央に位置する国でスイスとオーストリアに囲まれ、首都はファドゥーツ、世界で6番目に小さな国です。非武装永世中立政策をとっていて、スイスがリヒテンシュタインの外交・防衛を担当しています。
公 用語はドイツ語が使用されていて、住民の大半がドイツ系となっています。通貨はスイスフランですが、ユーロも使うことができます。タックスヘイブンとしても知られ、税金免除を目的とした外国企業のペーパーカンパニーも集中していて、人口より法人企業数のほうが多いと言われています。法人税が税収の40%に及ぶため、一般の国民には直接税(所得税、相続税、贈与税)がありません。世界一豊かな国はスイスと言われていますが、実は国民の平均年収はリヒテンシュタインのほうが上と言われています。
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そればかりか、金融に絡んではかなりネガティブ情報が多いのですが、実は、最大の産業は製造業です。歯科材料の国際的メーカー「イボクラール・ビバデント社(Ivoclar Vivadent)」は、1923年の創業以来本社をここに置いています。
ファドゥーツ城