新渡戸命日祭 @ 盛岡 2017

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 すっかりアップが遅くなりましたが、今年も10月15日に盛岡で「新渡戸稲造命日祭」が開催されました。さらに今年は、(一財)新渡戸基金(http://www.nitobe.com/)の内川頴一郎理事長が10月1日17時にご逝去され、追悼の儀も重なりました。

* 一昨年の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24837

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

命日祭 2017「新渡戸稲造を伝える 、広める」

岩手県知事    達増拓也  氏
盛岡市教育長  千葉仁一  氏
聞き手  (一財)新渡戸基金常務理事  藤井茂 氏

懇親会会場で

懇親会会場で

 前半は、達増拓也岩手県知事と千葉仁一教育長、この財団の藤井茂常務理事による鼎談です。お二人とも、戊辰戦争からの近代の南部藩、岩手県の歴史的認識を踏まえた大変含蓄のあるお話の数々、そして今の地域への見識に感動しました。新渡戸稲造の人物像をただ研究テーマにしているばかりでなく、現在の学校給食に新渡戸の好物の食事のレシピ―を再現したり、今時代に伝え続けているアイディアと努力に学ぶところが多くありました。札幌における新渡戸夫妻の「伝える、広める」は、これらに比べるとまだまだ脆弱と言わざるを得ません。

右が達増自治、左が教育長

右が達増拓也知事、左が千葉仁一盛岡市教育長

コーディネーターは藤井茂常務理事

コーディネーターは藤井茂常務理事

 後半の懇親会では、縁の方々のお話・歌・演奏と続きました。新渡戸稲造の幅広い活動は地元でも多くの方々に多大な影響を与えていることを再認識した会でした。

 11月25日札幌で開催予定の初めての「INAZOサミット」も、更に一層の活動の幅広さを理解できる場となるような気がしています、本当に楽しみです。