新渡戸の足跡 @ カナダ(8 最終)

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 カナダ滞在最終日の朝は、少々時間があったので、ホテル近くのWater Front に足を運び、ウイスラー・ヴィクトリア方面への水上飛行機の離発着ほか、のんびり湾内を眺めていました、至福の時間でしたね。

大型客船も着岸間近

アラスカからの大型客船も着岸間近

飛行艇も離着を繰り返す

水上飛行機も離着を繰り返す

 長々と報告を書き連ねてしまいました、ここまでご覧頂きありがとうございます。

 内容の濃い3日間を終えて、今回、一番印象に残ったのは、人々の「笑顔」ですね。「Keep Smiling」とよく言いますが、とにかく少し疲れた時、やっとたどり着いた時、注文を取りにテーブルに来た時、本当に素晴らしい笑顔とアイコンタクトで何回も元気になりました。その瞬間をカメラに収められないのが残念です。

宿泊ホテルの客室フロアー

宿泊ホテルの客室フロアー

 今回の一連の報告は、「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」の代表理事、「新渡戸稲造記念・遠友みらい塾(http://enyumirai.main.jp/」代表の役目として書き留めました。

 訪問に先立ち、事前に盛岡の新渡戸基金・藤井茂常務理事にTad Suzukiさん、Ryo Sugiyamaさんをご紹介して頂き、大変充実した意見交換となりました、心から御礼申し上げます。お二人とも度々、『新渡戸稲造の世界(http://www.nitobe.com/)』に投稿されていて、これからも繋がりを持ち続けられると思うと、大変嬉しいです。新渡戸稲造が生まれた盛岡市と命の終わったカナダ・ビクトリア市は、姉妹都市になってすでに30年を越えていますが、二つの街の関係は、まさに「太平洋に掛かる橋」ですね。

ロイヤル・ジュビリー病院中庭の記念庭園で

ロイヤル・ジュビリー病院中庭の記念庭園で

<エピローグ>

 ヴィクトリアで歩き続けて少々疲れた時、建物の脇で見た看板です、こうありたいですね、これからの自分の人生。

なるほど・・・
なるほど・・・
 これで全8回、お仕舞いです!

新渡戸の足跡 @ カナダ(7)

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 訪問先の「番外編」として、バンクーバーの「UBC人類学博物館(UBC Museum of Anthropology :MOA)」は、ハイダ族などのファースト・ネーション(北米の先住民族)の生活文化に焦点を当てた博物館です。ビル・リードの「The Raven and the First Men」などの彫像やトーテム・ポールなどの展示があり、UBCの「NITOBE MEMORIAL GARDEN(http://botanicalgarden.ubc.ca/visit/nitobe-memorial-garden/」の庭園管理責任者・学芸主任のRyo Sugiyama(杉山龍:すぎやまりょう)さんと昼食後に行きました。

* UBC人類学博物館――> http://moa.ubc.ca/

裏庭からみる博物館

裏庭からみる博物館

 この博物館については、初日にお会いしたヴィクトリア大学(http://www.uvic.ca/の図書館司書、Tad Suzuki さんからも、是非、見学するようにとお薦めがありました。

UBCの新渡戸記念庭園斜め向かいに「MOA」玄関

UBCの新渡戸記念庭園斜め向かいに「MOA」正面玄関

 そう言えば、どの施設にも寄付で貢献した方々の顕彰銘板が飾ってありましたね。ロイヤル・ジュビリー病院内にも、素晴らしいデザインの銘板を見つけました、一人一人の思いを大切に敬意を表現する姿勢、学びたいものです。

寄付の金額によってグループが形成されている?

寄付の金額によってグループが形成されている?

 移動中のフェリーで、忘れがたい写真を数枚をご紹介します。

ヴィクトリアからバンクーバーに向かうフェリー

ヴィクトリアからバンクーバーに向かうフェリー

小島の間を縫うように進むと真っ青な海に白い航跡が美しい。

ヴィクトリア港に着岸間近、出口の扉も開き

フェリー、バスの中からの眺望!ヴィクトリア港に着岸間近、出口の扉も開き

バス・トラックデッキは車でびっしり

バス・トラックデッキは車でびっしり

下船は自転車部隊が最優先

下船は自転車部隊が最優先

 自転車と言えば、バンクーバーの街中には自転車専用レーンが整備されていました。札幌の街なかも平坦で自転車利用には向いている土地柄、是非参考にしてもらいたいコンセプトです。アメリカオレゴン州のポートランドも同じマチづくりでした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25860

早朝からも。専用レーンと専用信号

早朝からも。専用レーンと左上の専用信号

自転車レーンも双方向

自転車レーンも双方向

躍動感あふれる自転車!

躍動感あふれる自転車!