孫正義氏の記者会見

Posted By 秋山孝二
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 「エネルギー政策の転換に向けて」と題し、ソフトバンク(http://mb.softbank.jp/mb/customer.html)社長・孫正義氏の記者会見が、22日、自由報道協会http://fpaj.jp/)主催で行われました(http://fpaj.jp/news/archives/2500)。東日本大震災の復興プロジェクト例「東日本ソーラーベルト構想」、「自然エネルギー財団」創設について、統計・分析を交えて大変分かりやすいですね。説明の後、質疑応答も行われました。

 経営者の話は以前から分かりやすいものと思っていましたが、この説明はデータに基づき、殊のほか明解です。「そんなことを言っているより、早く回線の復旧をやれ」とクレームの嵐の中、上場企業経営者がこのような論点で記者会見する勇気に、経営に身を置いていた私は敬服します。

* 世界のすう勢、原発建設に対する誤解、寿命の認識不足

* 発電量と原発建設との矛盾

* 安全基準の見直し、代替エネルギー

* 原発コストの不透明さ(事故の追加コスト、保険等が含まれていない)――説明義務を果たしていない

* アメリカでのコスト構造の変化

* 自然エネルギー導入の真剣な検討

* 知ってしまった人間としての責任ーー「知って行動しなきは罪である!」、若い世代への責務、避けて通れない課題

* 2011年、エネルギー政策転換の年

* 「自然エネルギー財団」の設立趣旨

 

25日に追加分: 高い放射線量で苦戦する現場作業には、60歳以上の元技能者・技術者たちの志願が始まりました(http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=1975)。若い世代にはやらせたくない、今こそ、日本国民・世界のために覚悟を決めた方々です。「福島原発暴発阻止プロジェクト:http://park10.wakwak.com/~bouhatsusoshi/」というそうです!

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