映画「ZERO:9/11の虚構」

Posted By 秋山孝二
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 「あなたは、どれだけ知っている?」と問いかける衝撃のドキュメンタリー、「ZERO 9/11の虚構:http://zero.9-11.jp/」は、期待を上回る驚がくの105分でした。今月30日まで、札幌のシアター・キノ(http://theaterkino.net/)で午後7時20分からの一日一回上映です。昨晩は30分前で番号札16番、その後続々と多様な世代のお客様が押し寄せて、上映直前には満席状態でした。シアター・キノの株主としては嬉しかったですね。

「あなたは、どれだけ知っている?」チラシより

「あなたは、どれだけ知っている?」チラシより

あの日、本当は何が起きたのか

あの日、本当は何が起きたのか

 アメリカ政府の公式見解、それに依拠した「同時多発テロ」の世界のメディア報道、9・11を契機に始めた戦争等、何の確証もない(ZERO)一連の出来事に対して、今を生きる私たちは「真実」と真摯に向き合う必要があります。2007年秋にイタリアで原版が制作されて以来、注目された映画ですが、日本では事件から9年を経て、2010年9月11日以降全国で順次上映されています。あらためて制作者の覚悟と勇気に敬服致します。

 とにかく証言の全てが実に説得力が有るのです、いやアメリカ政府の公式(?)見解があまりにもデタラメと言った方が良いのかもしれません。プロパガンダにもなっていない作り話の数々を指摘、立場を越えて記録映像を分析するその道のプロ達の科学的アプローチ、ノーベル賞受賞者のメッセージ、国を越えた人間の良心が振り絞る言葉の重みを感じます。「アルカイダ」の本来の意味も、恥ずかしながら初めて知りました。

 本当にアッと言う間の時間だったのですが、私にとっては、では「誰が一連の事件を仕掛けて実行したのか」を帰り道で考えると、現代社会の「底知れぬ闇」・「一群の存在」を感じて、「面白かった」では済まされない気持でした。それ以上に、それぞれの当事者たちが、真摯に、勇気を持って事実を証言する姿に、「良識」の価値、何にも代えがたい力を得ました。

~~~~~~~ジュリエット・キエザ:ジャーナリスト/前欧州議会議員/共同制作者の言葉から~~~~

 日本の人々に言いたいことはただ一つ、“彼ら”、つまり9・11を画策した人たちは、人類にとって非常に危険な存在だ、ということです。彼らは今でも権力のある地位にいて、強大な力を持っています。また新たな惨事を次々に引き起こすかもしれません。彼らを阻止することが、現代を生きる私たちの責務です。私たちは、自分や子どもたちの未来を守らなければならないのですから。

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