今回のヨーロッパ線飛行ルートは、予めロシア上空は避けるとは聞いていましたが、行きも帰りも予想外、こんな具合でした。
行きは、アラスカ上空からカナダ北部、グリーンランド・アイスランドからイギリス東部を抜けてのフランクフルト、かなりロシア北部・西部を迂回してのルートで14時間半くらいのフライト、ニューヨーク行きに匹敵ですかね。
帰りは行きと同じルートかと思いきや、全く違う方向、偏西風に乗るようなルートで、しかもウクライナ戦争最中の黒海南をかすめてカスピ海、中央アジアを東に通り、中国、北京上空は避ける形で韓国、日本海に抜けて羽田空港へ、飛行時間は12時間半、行きよりも2時間も短い、偏西風は時速90キロから100キロ!!黒海南よりも北朝鮮近くの日本海が一番のリスクのような気がしました、ミサイルでも飛んでこないかと!
こうやって振り返ると、ロシア上空は避けるとは言っても、広い国土、問題なく通過できるエリアもあるのですね。